なにわの特効薬

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藤原side





病院について再び熱を計ったら39.4まで上がってて我慢させたからかなって申し訳なくなった。


お医者さんには疲れからくる熱やろうし風邪じゃないから大丈夫やでって言われて、そう言えば最近有難いことに仕事も増えて忙しかったなぁなんて。


熱が高いのには変わりないから点滴しようねって言われてそのままベッドの上に。解熱剤と朝から何も食べてないってことを話したら栄養剤も点滴して下さった。





西畑「点滴終わるまで寝といたら？」


大橋「うん」


藤原「終わったら起こしたるわ」


大橋「ありがと」





大橋が寝てからは3人で小声でお喋り。


点滴も終わって、もう帰ってもいいよって言われたから大吾が大橋を起こす。





西畑「はっすん、起きて？」





大吾が優しく肩を叩くとゆっくりと目を開けた。





西畑「おはよ」


大橋「おはよ、、」


藤原「家帰ろか」


室「送るわ」





まだ熱がある中1人にしておくのは心配やから、俺と大吾で大橋の家に泊まることに。


家帰ったらそのまますぐ寝かせよ。





藤原「はい、布団入って寝る」


大橋「さっき寝た」


藤原「ええから寝とき」


西畑「目瞑ってたら寝れるで」


大橋「はい」


西畑「おやすみ」


大橋「おやすみ」





次の日の朝、俺と大吾でテレビ見てると眠たそうな声でおはよと言って起きてきた大橋。


念のため熱を計ると37.6。


まだ微熱やけど昨日よりは全然元気みたいで朝ご飯もいっぱい食べとった。





大橋「もう大丈夫！ありがとう！」


藤原「次から絶対言えよ？てかまだ微熱やねんから大人しくしててくださーい」


大橋「はーい」


西畑「ほんまにわかってるん(笑)」





元気になったらまたこうやってうるさいけど
まあ、元気になってよかったわ(笑)





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