蝶柄の着物が似合う君 8 【坂田銀時】

ドS色気彼氏様 ページ11

Aside





銀｢でも､俺別れたくねえ｡ずっとAの隣に
いてぇんだよ｣

...Aはどうだ｡と








｢そ､んなの､別れたく､ないに決ま､てるよ...！｣





涙混じりにそう言うと｢そうか｣と優しく笑って

そっと抱きしめてくれた










銀ちゃんがまだ私を好きでいてくれた嬉しさと

安心感で涙がぽろぽろと止まらない










｢ひ､どい事言って､ごめ､ん､私､銀ちゃんが
好き､大好きだか､ら｣




銀ちゃんの背中に腕を回しぎゅっと力をこめる





銀｢お前が謝る必要なんざねえよ｡つか俺が
謝る方だから｣








銀｢Aごめん､あんな事言って｡お前は面倒な女なんかじゃねえよ｣

だからもう泣きやめ､と頭を撫でてきた













頭を撫でられてそりゃ嬉しいのだが物足りない















｢...もっとぎゅーして｡｣









銀｢...え､なになに！！？なにその殺し文句！？
何処で覚えたの？！！！｣



やっべキュン死しそうと嬉しそうに にやにや

しながらぎゅーっと強く抱きしめてくれた















暫くの間幸せに浸っていると急に銀ちゃんが









｢ぎゅーだけでいいの？｣


と意地悪い顔で聞いてきた









どうやら銀ちゃんのドSボタンが作動して

しまったようだ｡←

















かっこよさに顔が赤くなり固まっていると












｢ここに物欲しそうな唇があるんですが｣



私の唇を親指で撫でるように触った















その手つきとその顔と言ったらもう...



色気のオンパレード←















｢ぅ､ぁ､えと｣


いつも以上に色気のある銀ちゃんに戸惑う













銀｢なぁ､何してほしーの？言ってみ？｣










どうやら私はドS銀ちゃんに滅法弱いらしい














｢ぁ､...き､すして､くださ､い...｣



躊躇いながらも言ったキスのおねだりを聞いて















銀｢よくできました｣




と耳元で色っぽく囁いて私にちゅ､とキスをした









う､うわぁぁぁ！！！！！

死ぬ！！死ぬぞこれ！！！！！！









銀ちゃんは短いキスを何度もしてくる








銀｢あららこんな真っ赤なっちゃって｣

かーわい､とキスを止めて頬を撫でてきた









恥ずかしくなって銀ちゃんの胸板に頭を押し

付けてぐりぐりとする









｢...ずるい､かっこいい､ずるい､好き､意地悪｣

銀｢なんだそれ｣





けたけたと笑われた

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