蝶柄の着物が似合う君 6 【坂田銀時】

お説教...？ ページ20

Aside





｢ただーいまー｣


がらがら､万事屋の扉を開けて居間に入る








銀｢あれA？...え､なんで着物なの？｣




















やっべぇぇぇぇぇぇぇぇぇ



銀ちゃんに嘘ついてたんだったぁぁぁぁぁぁぁ









｢あ､いや､これはそのーえっと...｣




冷や汗だらだらの私に銀ちゃんは真顔

で近づいてくる




銀｢なに､今日非番だったの？｣

いつもより少し低い声



思わず下を向く







｢そ､うです...嘘つ､きました...｣


銀｢彼氏に嘘ついちゃうの？｣




まって怖すぎる

顔見なくても分かるよ､この人激おこだよ今









｢ごめ､んなさい...｣


銀｢俺とデート行くのそんな嫌だった？｣

｢ち､ちが 銀｢じゃあなんで嘘ついたの｣｣





思わず顔をあげてしまった

悲しそうな目に捕まって目が逸らせない









これは言うしかない













｢買い物行って､たの...｣

銀｢俺とのデートより買いたいものなの？｣

｢着物買ってたの...｣





着物？と銀ちゃんははてなマークを浮かべる













｢銀ちゃんと初めてのデートだから綺麗なの
着て行きたくて.....内緒にしたかったの｣




ごめんなさいと言いかけた瞬間がばっと

抱きしめられた





｢え､銀ちゃん？｣




銀｢はぁぁぁほんとA可愛すぎ｣

腕の力を強くしながら言ってきた






｢怒ってないの...？｣

銀｢んなわけあるか､むしろ俺が怒られる側
だっつーの｣

冷たく言ってごめんな､と頭を撫でながら

言った








｢よかった...｣


嫌われたかと思ってたから安心して

涙が浮かんできた



銀｢ちょ､泣くなって...ごめんってば｣

親指で優しく拭き取ってくれた








あぁもう大好き









銀｢そんで？どんなの買って来てくれたの？｣

にやりとして袋の中身を覗いてくる





｢あ､まだダメ｡当日のお楽しみだから！｣

さっと袋を後ろに隠す





銀｢ちぇ､まあいっか楽しみにしてるわ｣

いたずらっぽく笑って頭をぽんぽんしてきた








(...銀ちゃん喜んでくれるかな)








そんな期待を胸にデート日までの3日間を

楽しんだのであった

the 女の子 って感じだねうふ→←おっかいものーﾌｩｩ!!!

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