蝶柄の着物が似合う君 6 【坂田銀時】

不意打ちは反則 ページ2

銀ちゃんside



朝目が覚めると俺は布団から片足を出して

いわゆる大の字で寝ていた←






(寝相悪ぃな俺...)







ふと左半身に違和感を感じて視線を向ける








(んんん！？？！)









可愛い可愛い彼女のAちゃんが抱きつい

ていらっしゃるじゃないですか！！？








いや可愛すぎね？


なにこの寝顔天使ですかぁこのやろー








すぐさま体勢を変えてAを優しく

抱き寄せる









髪からは俺も使ってるシャンプーの匂いが









(銀さんこの先大丈夫かな我慢できねぇかも...)






理性ぶっ飛ばしてAを傷つけたくねぇし

だってまだキスもしてねぇし←









柔らかい髪を優しく撫でてやるとAの

目がゆっくり開いた







銀｢あ､悪ぃ起こしちまったな｣



Aは目をこすりながら

｢ん､だいじょぶ...｣







だいじょぶって何！？しかも何その仕草？！

可愛すぎね？！(2回目)









Aは俺から腕を離すと起き上がって隊服

を取りに行った





大晦日まで仕事あるたぁ大変だな

※今日は12月31日です








そのままAは着替えて顔を洗って朝飯を

作りに台所へ行った



暇だしAにだけ作らせんのもあれだから

手伝うことにした





あ､あとこの間味噌汁作った時美味しいって

すっげぇ喜んでくれたのも理由の1つ









俺とAで朝飯を作り始めてから数分後に

新八が来て結局3人で作る事になった





っておい神楽手伝えよ←









神｢この味噌汁美味いアル！！Aが作った
アルか？｣



銀｢いーや銀さん特製味噌汁だ｣

俺がドヤ顔で言うと



神｢あ､じゃあまあまあアルな｣



え､え？

俺が作ったら評価下がんの？え？





銀｢ひどくね？｣


神｢だって"マダオが作った味噌汁"と"美少女
が作った味噌汁"だとどっちがいいネ？｣




その瞬間Aがむせた


｢ちょ､恥ずかしいわ｣





いやん照れるAちゃん可愛(殴






銀｢そりゃ美少女の方だろ...いや待て俺マダオ
じゃねえよ紳士だよ｣



新｢銀さんが紳士だったら世の中の男性全員
紳士ですよ｣



ぱっつぁんまでそんな事言うの？え､泣くよ？







銀｢A...｣

お前なら大丈夫だよなと意味を込めて視線

を送ると













｢銀ちゃんはイケメンなマダオだよ｣




真顔で言った









いや不意打ちはずりぃよ









銀｢...俺マダオでもいいかも｣

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