番外編 土方歳三の旗印戦 ページ12
〜みやびside〜
また旗印が掲げられたそうです。
モブ「30分以内に土方歳三を倒す！」
と意気揚々と旗印を上げたモブ男くん。
チラリと新撰組の方々を見ると、Aくんは土方さんに勝てるわけがないでしょう。という顔をしておりました。
歳三くんの方を見ると余裕そうに指をパキパキ鳴らし、
歳三「俺も舐められちまったもんだなぁ。
俺に勝てるやつなんてAくらいだって言うのによ。
まぁいい秒で片してやる。」
と自信満々に言っておりました。
歳三くんが教室を出るとAくんと勇くんは歳三くんの後を追うように教室を出て行きました。
ガタッという音がした方に向くと信長くんが立って、教室を出て行きました。
気になった私は信長くんの後を追い、歳三くんたちがいるところに着きました。
歳三「A、お前はそこらへんの雑魚どもをやっつけろ。
近藤さんはAの援護を頼む。
俺は挑んできたやつを片すからよ。」
A/勇「了解。」
そう言って皆それぞれ敵を倒して行きました。
信長くんはそれを楽しそうに見ており、Aくんたちに倒された者を見ると、
信長「うつけが。」
と仰っていました。
さすがは新撰組の鬼の副長とも呼ばれた土方歳三！と感心していると、歳三くんの後ろから家康くんが出てきました。
なぜここに？と思ったのですが何か話したそうにしていたのでその会話に耳を傾け、話を聞いておりました。
すると、
家康「俺はお前が気に入った。
俺の仲間となり、一緒に天下を取ろうではないか。
貴様にとっても悪い話ではないだろう？」
という声が聞こえました。
家康くんと、新撰組の皆様が手を組むとなると、みなさまが負けるのは確実。
どうするのかと思い、歳三くんが喋るのを待っていました。
歳三「俺は誰かの力を借りて天下を成し遂げるなんて奴は愚か者だと思っている。
つまりお前は俺の強さを利用して天下を取ろうとしているのだろう？
そんなもので天下が取れると思っているのであればお前は余程の莫迦者だな。」
と鼻で笑って話しておりました。
信長くんはその会話を聞き、目を見開くと
信長「やはりおもしろい。」
とおっしゃっておりました。
そして歳三くんは負けた方に
歳三「喧嘩ってのは、おっぱじめるとき、すでに我が命ァない、と思うことだ。死んだと思いこむことだ。そうすれば勝つ。」
と仰っていました。
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まう(プロフ) - キノノさん» コメントありがとうございます！ 候補として、入れさせていただきます！ あなたのコメントを見て、とても嬉しくなりましたので、ちょくちょく更新できたらいいなと思います！ (2022年9月1日 23時) (
レス) id: 5d09864692 (このIDを非表示/違反報告)
キノノ - 初コメ失礼します。新撰組の話ということなので見ました！ものすごく面白くて続きが気になります……！個人的にはオチは推しの上杉謙信になってほしいなぁと思っています(*´-`)作者様のペースで良いので更新頑張ってください応援しています！ (2022年9月1日 11時) (レス) @page14 id: 577b264aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まう | 作成日時：2022年8月10日 17時
