甘々な1日 ページ3
Aと付き合って、久しぶりのデート
まぁ、とは言っても俺の家……つまりお家デートなんだけど…………
なにかをする訳でもないんだけど
やっぱり、少し緊張するじゃん？？
好きな子が俺の家にはいるんだから
元から整っている家の中を掃除機をかけて回る
ほんの少しだけ散らかっている勉強の参考書を丁寧に積み上げれば、
それと同時に鳴るインタンホン
玄関を開ければ、生暖かい風と共にふんわりとした彼女の匂いが俺を包み込んだ
「いらっしゃい」
「初めて来たぁ！！なんか凄いね……」
マンションなのだから、ほとんど家の作りは同じ
違うのは、家のある場所だ
最上階と、地上
違うのはただそれだけだ
玄関に入ってもらうと、近くで彼女の匂いがする
彼女の方から抱きついてきたのは、初めてではないが少し緊張してしまって
「…………どうしたの？」
「なんでもないの……ギューってして欲しい……」
そうやって甘えてきてくれる彼女をギュッて抱き締めれば、
嬉しそうに俺の胸に頭を擦り寄せて来る
ポンポンと撫でれば、上目遣いで俺の事を見上げる
その仕草が無駄に色っぽくて、彼女を安心して家まで帰せる気がしない気がした
優しいその瞳が俺の事を捉えてて
やっぱり、好きな人とだったらなんでも緊張はするもんだなって改めて思い知った
今日のお家デートは、ノープランで
Aが、「りょーくんと遊ぶから、私なにか考えておくね！」
なんて言ってくれてたけど
今のところ、何も考えれてないらしくて
とにかく、家でのんびり過ごすかな？なんて
ソファに座ってもらって、飲み物の準備
「Aって、お茶飲めなかったよね？」
「うん、飲めない…………ごめんね？」
「なにが？」
急に申し訳なさそうな顔で謝ってくるから、何事かと
いつもみたいに、ありがとうって笑ってくれたらいいのに
「なんか、私の我儘に付き合ってもらってるって感じがするから」
小さな声で聞こえた声
その言葉には答えず、さっさと飲み物を作って、Aの隣に腰をかけた
少しソファが沈んで、俺の隣にある小さな小さな体が少しビクって震える
優しく、Aの体を俺の手で包み込めば、さっきのは違って大きく揺れる肩
「これでも、Aの我儘に付き合ってもらってるって感じする？」
「……うん…………」
「別にいいんだよ。我儘沢山言っても
でも、それは俺の前だけが嬉しいかな
特別って感じがして」
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さな(プロフ) - 美紀さん» 返信遅くなってすみません！前の作品にもコメントをしていただきありがとうございます！！これからもこの作品を楽しみにしてください！！ (2020年1月19日 22時) (
レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月22日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 円周率好きな理系女子さん» はじめまして、コメントありがとうございます！阿部さん推しですか、一緒ですね（笑）参考にさせていただきます！まだまだ更新は出来ないのですが、これからもこの作品をお楽しみ頂けたらと思います！ (2019年10月1日 22時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
円周率好きな理系女子 - 阿部ちゃん推しです！私もまだ学生なので、プロポーズとかよくわからないですが、デートの終わり際に念入りに組み立てられた愛の言葉でプロポーズとかはどうでしょう？どんな方法でも主人公ちゃんは泣いてしまいますね(笑)更新されるの待ってます！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 6ae8af2186 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 京北わかさん» 初めまして、コメントありがとうございます！参考にさせていただきます！これからもこの作品をお楽しみ頂けたらと思います！ (2019年8月6日 20時) (レス) id: d6e98db13a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wwssseee | 作成日時：2019年7月15日 23時
