なんか無理 ページ3
キーンコーン
カーンコーン
やっとお昼休みになったと思ったら真希がものすごい勢いで近付いてきた。
「ねぇA見て
お弁当の袋と間違えてプールバック持って来ちゃった」
『…プールへGo』
いいから購買行くよ!と真希は私の腕を引っ張り走り出した
『ねぇなんで、なんで私がこんな
暑いとこにいなきゃいけないの!』
購買には全学年のあらゆる生徒が集まってくるため非常に人口密度が高く暑かった
「ちょっと待ってよ!すぐ買ってくる
から!」
キャーーッ!!
いきなり、私のすぐ後ろから
耳を塞ぎたくなるような高い声が
聞こえた
『…っ、いやうるさ…』
たくさんの女子達が何かの周りを取り囲んでいる
『……?』
「あ、Aさんパン買いに来たの?」
『いいや、真希の付き添い
てかあれ何?ダウン◯ウンでもいんの?』
「いやあれは多分沖田くんと土方くんの
ファンかなあ」
いや誰だよ…と思いながらボーっと
眺めているとその2人がこちらに近付いてきた
『え、巻き込まれたくない…山崎くん
移動し…「おいザキ」
「お、沖田さん…」
こいつが沖田か
「焼きそばパン買ってこいつったよな?
何道草食ってんでィ」
「いや言ってないでしょ、
なんなんですかいきなり…」
同い年なのに明らかに上下関係が成立している
…こういうの無理だ。
「あ、A!教室もどろ!」
真希がパンを抱えて私を呼んだ
『ういっすー、よし行こ山崎くん』
「え、ちょAさん!?」
戸惑う山崎くんを引っ張って私は
沖田…?とかいう奴の横を通り過ぎた
通り過ぎる寸前、視線を感じたので
なんとなく睨んでやった
ーー
ー教室ー
「ちょ、Aさんまずいですって!
沖田くんに目つけられたら…」
『えー?なにそれ中原わかんなーい』
「篠原もわかんなーい、
てかお腹すいたー」
目をつけられる?不良なのねあの人達
ふーん…
ーー
お昼休みが終わり授業を受けていると
グラウンドから歓声が聞こえた
「キャー!神楽ちゃんカッコいー!」
「キャー!お妙さんイケメ…ゴフゥッ」
いやあきらか殴られた音したな今
グラウンドに目を向けると銀髪が
見えた
ってことはZ組か、
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すずらん(プロフ) - 最高です!!!続き気になりすぎて寝れない… (2019年9月5日 21時) (レス) id: e8acd5cb6d (このIDを非表示/違反報告)
もちもちにゃんこ(プロフ) - 尊い。。 (2019年8月23日 14時) (レス) id: e0b2b82e8e (このIDを非表示/違反報告)
沖田が尊すぎて死ねる - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月21日 8時) (レス) id: 46c6bbd41c (このIDを非表示/違反報告)
まみー - 面白いです!無理せず更新がんばってください! (2019年7月27日 23時) (レス) id: 7295f19896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サキ | 作成日時:2019年7月16日 0時