【銀魂】ア オ ハ ル。【沖田総悟】

登校日 ページ18

明日は謎の登校日だ。


めんどくさいと思いながら
夜、ベッドでゴロゴロしていると




ラインの通知が飛んできた、どうやら
真希からのようだ




真希 ねぇ知ってる？明日、登校日だぞ





A 知ってるしー




真希 てかさ、最近沖田くんが
雑誌に載ったらしくて
女子がキャーキャーいってるらしい！




A 雑誌？まじか、






真希 明日なんかめんどいことになりそ









ー登校日ー





朝、学校に着き教室に入ろうとしたが、




他クラスの女子が扉の前で群がっており
通れなかった




みるからに上位カースト組で、
男子たちは何も言えず収まるのを
待っているようだった




会話を聞こうと耳を澄ましてみると…



「まだ沖田くん来てないっぽいね」




「えー！ライン交換したかったのにー！」




「来るまで待とうよ！」




いやおいおいおい、周りが困ってるのを
わかってるはずなのにどうやら
しばらくは動く気はないようだ。



この登校日はB組、Z組が同じ教室で
授業を受けるらしくたしか
に待っていれば沖田は来るが…




あたしはその女子達の背中に向かって
話しかけた




『ねぇ、そこ邪魔になると思うよ？』




あたしの声に一斉に振り返り
下から上までジロジロと見てきた




……敵意の目




と、思ったら全員意味ありげな笑みで
言った



「中原さんだぁ」




「はいはい、どきますよー」




「中原さんかわいー」





喧嘩をふっかけているつもりだろうか、
時間の無駄なんだが




無言で通り過ぎようとしたが、
呼び止められた





「あ！ねぇ中原さん、沖田くんの
ライン持ってない？」




持っているが本人に言え



そう思い、貼り付けた笑みで答えた


『…持ってないよー』



そのまま教室に入ろうとしたら
後ろから真希が突進してきた




「A！昨日さ、沖田くんと
土方くんのラインのトプ画変わってたん
だけどあきらかにペア画なの！
やばくない？」




その場に冷たい風が吹いた



…篠原あとで往復ビンタな




「…は？なんなの？」




「うわ、独り占めしたいとかですかー？」




「やっば、沖田くんかわいそー」





言いたい放題だな…




でも黙ってるのは性に合わないしな





『いやあのさ、本人に言いなよ？
てか、他の子使ってとか
待ち伏せするとかださいから
やめたほうがいいよ』





その子たちの笑みが完全に消えた

ふぁっ、？→←真っ赤

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