12．＊ ページ13
「は？ちょっとどうした、？」
TH「そうだん、のってくれるんじゃないの」
「相談はのるさ！なんか、練習ってなに？」
グイグイ腕を引っ張られて、大きいソファーに押される。
こいつ…！酔ってやがる…！
テテってこんな悪酔いするやつだったのか。
普段全然飲まないから知らなかった。
「うおっ、テテ一旦水飲め」
TH「やだ、」
「えっ、いや、待て待て待て、」
TH「なに」
ソファーに座ってた俺だけど、テテにのしかかられて簡単に横になった。
おっ…と、？
これは、まずいんじゃないの。
俺、押し倒されてない？
あ、やべえ、テテこんな力強かったっけ、
腕動かね…
「テテぇ！相手を間違えてるぞ！」
TH「まちがえてないもん」
「俺にはこんな趣味ない…」
そこまで言って、はっとする。
テテがすごい傷ついた顔してるから。
大きい目から、今にも涙がこぼれ落ちそう。
TH「A、ごめん、いやだったらなぐって」
「は…そんなん、むり、…ん、っ！？」
テテの顔ぶん殴ること許されるのは誰だよ。
俺は絶対殴れない、こんな顔面国宝。
なんて考えてたら、テテの顔ドアップ。
そんでもって、口に柔らかい感触。
あぁ、イケメンは唇まで完璧なのか。
……って、ちがああああう！！
「っん、ちょ、テテ、…っ、んぁ、」
は、こいつどうした！？
真面目に………どうした！？
浮気か！？
なんで俺とキスなんかしてんの、こいつ！？
TH「うるさい、」
「んんっ、ふ、ぁ、…んんぅ、っ」
俺がいつでも殴れるように解かれた腕。
さっきまで俺の腕を押さえてたテテの手は、俺の後頭部と顎にまわってて。
1回俺の唇を舐めてから口の中に入ってきたテテの舌は熱かった。
逃げても逃げても追いかけてくる。
テテが口の上側を擦ったり、歯列をなぞったりするたびゾクゾクする。
抵抗なんかできなくて、受け入れるしかなかった。
「っぷ、はぁ、はっ、テテ、」
TH「かおえろい、Aのほうが受けじゃん、」
片方の口角を上げて、妖艶に笑うテテ。
パチリ、と合った目が逸らせない。
いつものほわほわした掴みどころのないテテはどこ行ったの。
やばい、
これが、攻めのテテ、か。
「うぁ、っ！？やめ、なにして、っ」
TH「Aしーっ、タナがおきるよ」
俺のズボンに手をかけるテテ。
待って、何しようとしてんの、
これ以上はもう、俺がおかしくなる。
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リト - とても大好きな作品が見つかりました！他の作品も全て漁ります☀︎ (2022年4月13日 22時) (
レス) id: 2df230b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - 素晴らしく良かったです。ご馳走様でした！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
きよ - 更新ここまでほんっっっとにお疲れ様でした！これからも頑張って下さい！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: dec5fc1270 (このIDを非表示/違反報告)
sumiko(プロフ) - うわぁ。もう、続きが楽しみ〜。(≧◇≦) (2021年2月28日 23時) (レス) id: bc2f027781 (このIDを非表示/違反報告)
taitaitai_123(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしてます！ (2021年2月21日 17時) (レス) id: 02fd041d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぐまっと
| 作成日時：2021年1月2日 10時
