ウイスキー好きなんです[名探偵コナン]

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ｼﾞﾘﾘﾘ

「うん？」


え、朝？いや昼の12時だわ。あれ？時間さかのぼった？


11月7日…？3年前…


じんぺーちゃ…松田さんのなくなった日…
たしか大観覧車の中…


待って、助けに行かなくちゃ

え、でもどうやって助ける？ゴンドラの中にいるのに…


「そうだ、警察に先に病院で爆弾があったことを伝えればいいんだ！！」



とりあえず、観覧車のある遊園地に行って…



走って走って現場に向かう


「はぁ…前とおんなじことしてる気がするわ…」



？「おい、嬢ちゃん。その先は行くなよ」


「え？」


後ろから声を掛けられ振り向くと、じ…松田さんがいた。
うわ、待って無理しんどい、あの、いやしんどい
一番好きなキャラなの君私の推し
目の前にいる無理


松「嬢ちゃん？」


「あ、あの…爆弾…」


少し目を見開いた松田さん。なんでお前が知ってるんだって顔してるけどすぐに優しい顔になった


松「大丈夫だ、すぐ解除できるから任せときな」


いやそうじゃないんだそうじゃなくて…

ああ、警察に伝えたとしてもゴンドラの中に入ってしまったら松田さんには伝わらないんじゃ？

さきに行ってしまうべきか？でも怪しまれるかな？
いやもう怪しまれてもいいか


なんてぐるぐる考えてるうちに松田さんはゴンドラに向かっていく


「兄さん！！」


松「ん？」


「絶対、出てきてね。何が書いてあっても絶対。」


松「？…ああ、わかった。戻ってくるよ」



”ちゃんと戻ってくるよ”



そういえば萩原さんは助かったのかな



二人して同じこと言うなんてやっぱ仲良しだなあ



「あ、もしもし？警察ですか？実は米花中央病院で爆発らしきものを見つけて…はい、はいお願いします」




これで、ほかの人は助かる。あとは松田さんが
出てきてくれれば…解除してくれれば…


ギリギリのところから松田さんを見る

あ、だめだ
手が止まった


警察の目を潜り抜けて、というか強行突破して松田さんのもとに走っていく

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