【銀魂】沖田くんと彼女さん6

245.お泊り ページ19

Aside


神楽「Aの作ったハンバーグめちゃくちゃ美味しいアル！」

A「そうかな、ありがとう。」

銀時「こりゃ沖田君が羨ましーわ。」

A「そんなに褒めても何も出てこないよ。」

夕食の献立は無難にハンバーグにした。私の作ったハンバーグを銀さんと神楽ちゃんが美味しそうにバクバクと食べている。こんなふうに食べてもらえると作ったかいがあったなと思える。


A「そういえば今日は新八君いないんだね。」

銀時「あーそういやいねーな。」

神楽「新八は今日は休みアル。」

A「そうなんだ。」

その後はお風呂に入って三人で宇野をして遊んだ。そしてあっという間にもう寝る時間。

神楽「A、一緒に寝るアル。」

A「ほんとにいいの？私が布団を使っちゃって。」

神楽「いいに決まってるネ。銀ちゃんなんてそこらへんのソファーに寝かせとくのがお似合いアル。」

A「そっか。」

銀時「おいおい、さすがにちょっとは気にしてよ、銀さん泣いちゃうよ。」

A·神楽「おやすみなさい/おやすみアル」

銀さんのことはガン無視でスパーンと襖を閉めた神楽ちゃん。私もそのノリに乗っかってみた。

神楽ちゃんと布団をくっつけて電気を消して潜り込む。

神楽「Aに何かあっても私がいるアル！だから安心して寝て大丈夫ネ。」

A「うん、ありがとう」

少しするとスースーと寝息が聞こえてきた。神楽ちゃん寝るの早いな。
　
A「安心して...か。」

うん、たしかに安心したかも、というかむしろガッカリかな。

明日からもこの調子でいこう。




きっと誰も私が本物のAじゃないなんて思わないんだろうな。

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