130.自慢の弟 ページ42
沖田side
蔵場を斬ってから急いで病院に向かう。Aが先に病院に向かっていたみてーだから、今頃一緒にいるだろう。
沖田「姉上!!A!!」
部屋に入ればベッドの上に横たわる姉上と、寄り添っているA。
沖田「姉上....ごめんなさい、俺はろくでもねェ弟だ。結局姉上の幸せ奪っていたのは....俺...ごめんなさい。」
ミツバ「そーちゃん...いいの。よく頑張ったわね。立派になった、本当に強くなった。」
沖田「姉上....強くなんかねェ、僕は、俺ァ..」
ミツバ「振り返っちゃダメ。自分で選んだ道でしょ、だったら謝ったり...したらダメ。ぶっきらぼうで不器用で...でも優しいあなた達が大好きだった。...だから私、幸せだった。あなた達みたいな素敵な人たちに出会えて...あなたみたいな素敵な弟をもてて..」
A「...ミツ姉....」
ミツバ「そーちゃん....あなたは、私..の自慢の....弟よ。」
そう言って姉上は安らかに逝った。
A「ミツ姉ぇぇ....うっ、ひっぐ...」
そのあとしばらく、俺はAと抱きあって泣いていた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
それから、どのくらい時間がたったかはわからないが、だいぶ落ち着いてきた。
沖田「.....A?」
さっきから、Aが静かというか、黙っている。顔を覗けば泣きつかれてそのまま眠っているようだった。
よく見ると大きな怪我こそないが所々傷ができている。手当てしねーとな。
俺は起きる気配のないAを横抱きにして帰った。
198人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なーとー。 - めっちゃキュンキュンします! (2021年1月11日 0時) (レス) id: e3c12f4464 (このIDを非表示/違反報告)
千穂(プロフ) - そうですねぇ、皆さん大好きですよ。でもやっぱり沖田君がダントツトップですね。彼を越えられたキャラクターは私のなかではいません(笑)他に名前をあげるとしたら、神楽ちゃんとか信女ちゃん、強くて可愛い子たちは正義です。 (2020年6月7日 8時) (レス) id: d8b565e962 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 千穂さん» 銀魂の好きなキャラは何ですか?私は万斉と阿伏兎と似蔵と辰馬と銀時と新八と神楽と可愛いキャラとカッコイイキャラも好きです! (2020年6月6日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
餅桜 - 千穂さん» 出来ました!タイトルは雪人魚の少女【銀魂】です。 (2020年6月6日 8時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
餅桜 - 千穂さん» pasuはmiyu1です。 (2020年6月6日 8時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千穂 | 作成日時:2020年5月29日 14時