【銀魂】沖田くんと彼女さん３

99.もう１つ ページ11

Aside



A「ふぅ...これで最後かな。」


刀についている血を振り払って鞘に収める。

A「さてと、やっと調査ができる。」


今回私が討ち入りに参加したのは粛清をするだけのためではない。

もう１つやらなければならないこと....

屋敷内の調査。こういうところには他の裏の組織の情報が眠っているからね。

もちろんザキが事前に潜入調査に来ていたけど、調査できる範囲が限られていたから。

今が絶好のチャンスってわけ。


A「(ここは.....武器庫？)」


武器庫とおもわれる部屋を見つけて中に入る。

見回す限りだいぶ性能の良さそうな武器がずらりと並んでいる。それにしてもおかしい。ただの運送会社がこんなものを扱ってるなんて。


コツコツ


足音のする方に勢いよく振り向く。



沖田「こんなところにいたのかィ、探しやした。」


A「総悟！そっちも終わったの？」

沖田「あぁ、薬も回収しやした。それより怪我は？」


A「してないよ、大丈夫。見てよこれ。」


先ほどの武器を指差す。

沖田「なんでィ。これ、見たことないのもあるねィ。」

A「密輸...だよね。これも回収してもらわないと。」


土方「.....おい、A！、総悟！聞こえるか？」

二人で屋敷内を調査していると、トランシーバーから副長の声が聞こえてきた。

100.成功→←98.作戦開始

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す