【銀魂】沖田くんと彼女さん３

90.似てる ページ2

沖田side


A「総悟、入っていい？」

沖田「おう。」


風呂から出てきて、俺の部屋に入ってきたAと子猫。

さっきは暗くてよく見えていなかったが子猫はAに少し似ている。

真っ黒な毛にブルーの瞳の猫。


沖田「ほれ、ミルクでィ。」

ミルクの入った皿を差し出すと。とことこと近づいてきて飲み始めた。


沖田「んで、コイツどうしたんでィ？」


A「捨てられてたの。雨に濡れて震えてたから連れて来たんだけど....飼えないかな？」


コテッと首を傾けて尋ねるA。子猫もAの真似をしてコテッと首を傾けて俺を見上げている。


なんだこれ、可愛いなオイ。


沖田「...俺はかまわなねェけど、土方さんを説得しねーと。何か策はあんのかィ？」


A「そうなんだよねぇ...あっ！総悟ちょっとそのまま待ってて」

そういい残して部屋から出ていったA。たぶんいい方法を思いついたんだろう。

猫もAについて行こうとしてたが首を摘まんで止めた。

沖田「お前は俺とここで待ってなせェ。」

子猫「ニャー...」


そう言うと、とことこ歩いて胡座をかいている俺の足に乗っかってきた。


頭を撫でてやると、目を細めて俺にすり寄ってきた。





土方「おい総悟、明日のことだが...」


突然ピシャッと開かれた襖。

沖田「あっ、やべっ」


土方「はァァァ？！」

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