35.馴れ初め篇�� ページ36
Aside
A「...はぁっ...はあっ....」
やってしまった。いくらショックだったとはいえ、片想いの相手に大嫌いと言ってしまった。しかも結構遠くまで逃げて来ちゃったし...
A「(総悟、打たれ弱いからなぁ)」
それでも今回のことは意味がわからなかった。きっと総悟のことだからちゃんと考えて出した結論なんだとは思う。でも、少しくらい相談してくれてもいいじゃないか。
それとも私のことなんてどうでもよくなったから置いてくのかな。総悟はあの約束もう忘れちゃったのかな。
あっ、あの約束については話すと長くなるのでまた今度ということで。
今さら道場に戻る気になれなくて、その辺を散歩していた。
「....グズッ...グズッ...」
しばらく歩いていると小さな子供の泣き声が聞こえてきた。
A「どーしたの？迷子？」
「...グズッ...うん...グズッ...」
A「どこから来たの？私と一緒に帰ろう？」
子供「..かえっ..らない...」
A「えっ？えっと、じゃああっちで一緒におはなしでもしようか。」
迷子なのになぜか帰りたくないと言った男の子をつれて大きな木の下の木陰に腰をおろす。
しばらくして泣き止むと男の子が話をしてくれた。
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千穂(プロフ) - ゆきさん» 感想ありがとうございます！応援して貰えると凄く励みになります。これからも更新頑張ります！ (2020年2月28日 14時) (
レス) id: d8b565e962 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！ いやぁ、この小説おもしろいですね。 つい、はまってしまいました(笑) いつも更新楽しみにしてます！ 頑張ってください！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: ecf57c3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千穂 | 作成日時：2020年1月18日 16時
