もし○○の選手だったら、、 ーDver.ー ページ33
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『あのー、、平田さん?』
平「なあに?」
『凄く、、暑いんですけど。』
バッティング練習を終えた俺はベンチに座って休んでいた。すると平田さんがやって来て、ピッタリとくっついて座った。
平「え〜。Aは俺のこと嫌いなのー?」
『そういう訳じゃないですけど、、』と言いつつ、距離を置いてまた隣に座ってくるの繰り返し。
『あっ!大島さん!!』
そこへ来たのは大島さん。呆れた顔で俺たちを見て、「何やってんだよ。」と言った。
平「Aが俺のこと避けるんですよ〜」
『暑いだけですってばー、、』
引っ付いたままの平田さんと俺を交互に見て、大島さんはプッと吹き出した。
大「愛されてるんだな。」
そう言って俺の頭を撫で、平田さんには「しつこくしすぎんなよ。」と言って練習に戻っていった。
『かっこいい、、』
去っていく背中を見て、俺はそう呟いた。
『よし!大島さんとずっと居られるように、一軍維持せんと!!』
そう言って立ち上がると、横から「俺はー?」という平田さんの声が聞こえた。
『平田さんは痩せましょう!』
平「えっ!!失礼な後輩!!」
平田さんとも一緒にいたい、本当はそう言おうとしたけどこのやり取りが好きだから、無理やり飲み込んだ。
『京田さーん!!』
練習に戻ろうと思い、守備練を始めるであろう京田さんを呼びながら駆け寄った。
『一緒に練習しましょう!』
京「ああ、分かった。」
京田さんはいつでも真面目で、落ち着いた感じ。でもこの人と組む二遊間が俺は好きで仕方ない。
『見てください!俺今日オールドスタイルにしたんです。京田さんとお揃いですね!』
俺がそう言い笑うと、京田さんは顔を赤くして「そうだな、、」と言って俯いた。
京(いや、可愛すぎだろ、、、)
守備位置につくと、サードにいる周平さんと目が合った。
練習が始まったので逸らしたが、難しい球をなんとか捌いた時にもう一度見た。
周(親指を立ててグットサイン)
急な事だったので思わず吹き出すと、京田さんに変な目で見られた。
俺も笑ってグットサインを返すと、周平さんは安心したように笑った。
この人達と、もっともっと一緒に過ごせるように、、
小さな龍は、日々奮闘中。
HAPPY HALLOWEEN!! #31→←もし○○の選手だったら、、ー Gver.ー
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にゃあ - 受験がんばってください!待ってます!良いお年を。 (2019年12月26日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 続き、楽しみにしています! (2019年12月22日 15時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - りあ。さん» 清宮選手が転んでしまったシーン、可愛かったので録画で何回も見ました(笑) 頑張ってください! (2019年12月4日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - にゃあさん» コメントありがとうございます!分かってくださいますか!!私は清宮くんが転んで大の字になるやつが大好きです笑 更新頑張ります!! (2019年12月2日 7時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 珍プレー好プレー見ました!可愛く見えるのすごくわかります! 更新楽しみにしています。頑張ってください! (2019年12月2日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年9月27日 0時