お酒 #8&#44 ページ26
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佐「神里さん。もうそろそろ襲っていいですかね?」
神「いや、耐えろ。俺も我慢してる。」
俺こと佐野恵太と神里さんの前には、酔ってずっと笑い続けるAがいた。
『んふふ、お二人共何見てるんですか〜?』
Aがこうなってしまったのは、遡ること1時間前、、
俺はAにご飯を誘われ、とある店にやってきた。
佐「先に着いてたんですね。」
俺が席に向かうと、同じく誘われた神里さんがいた。
神「まあね。ほんの5分前くらいだけど。」
そう言う神里さんがすごく紳士的に見えた。
やっぱりモテる男は違うなー、、
俺も席につき少しの間駄弁っていると、『すいませーん!』と言うAの声が聞こえてきた。
『ごめんなさい!俺が誘ったのに、、』
やってきたAは、ダボッとした黒い長袖トレーナーにダメージジーンズ、黒いスニーカーというかなりシンプルな格好。
それでも可愛い。すごく。←
神「大丈夫だよ。さっ、座りな。」
神里さんはAを自分の隣に誘導するように言った。
佐「ちょっと待ってください。A!俺の隣おいで?」
俺が手招きすると、Aは俺と神里さんのどちらを取ればいいのか困った様子だった。
神「うーん、、仕方ない。」
神里さんはそう呟いて席を立ち、俺の隣に座った。
神「間をとってこうするしかないな笑」
俺に同意を求めるように聞いてきたので「そうですね」と答えた。
『何を頼みますか?』
Aはメニューを手に取り、俺たちに向かって広げた。
佐「Aはお酒無理なんだっけ?」
俺が聞くと、『はい、、』と眉尻を下げて笑った。
『味が嫌な訳ではないんですが、少し酔いやすくて。あまり飲まないようにしているんです。』
神「なら、酒はやめておこうか。」
神里さんが言った言葉に俺も頷くと、Aは『あっ、でも』と言った。
『少しなら大丈夫です。せっかくお2人とのご飯ですし、、』
最初は俺も神里さんも反対していた。酒は体にいいとは言いきれないし、酔いやすいならなおさらだろう。
しかし、Aの『本当に大丈夫です!』と言う言葉を信じて少しだけならと許してしまった。
その決断をしてしまった俺も神里さんも今、後悔している。
続きます!!→→→→→→→→→→→→→→→
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にゃあ - 受験がんばってください!待ってます!良いお年を。 (2019年12月26日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 続き、楽しみにしています! (2019年12月22日 15時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - りあ。さん» 清宮選手が転んでしまったシーン、可愛かったので録画で何回も見ました(笑) 頑張ってください! (2019年12月4日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - にゃあさん» コメントありがとうございます!分かってくださいますか!!私は清宮くんが転んで大の字になるやつが大好きです笑 更新頑張ります!! (2019年12月2日 7時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 珍プレー好プレー見ました!可愛く見えるのすごくわかります! 更新楽しみにしています。頑張ってください! (2019年12月2日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年9月27日 0時