検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:54,461 hit

お酒 #8&#44 ページ26









佐「神里さん。もうそろそろ襲っていいですかね?」



神「いや、耐えろ。俺も我慢してる。」


俺こと佐野恵太と神里さんの前には、酔ってずっと笑い続けるAがいた。




『んふふ、お二人共何見てるんですか〜?』


Aがこうなってしまったのは、遡ること1時間前、、






俺はAにご飯を誘われ、とある店にやってきた。



佐「先に着いてたんですね。」


俺が席に向かうと、同じく誘われた神里さんがいた。



神「まあね。ほんの5分前くらいだけど。」


そう言う神里さんがすごく紳士的に見えた。
やっぱりモテる男は違うなー、、




俺も席につき少しの間駄弁っていると、『すいませーん!』と言うAの声が聞こえてきた。



『ごめんなさい!俺が誘ったのに、、』


やってきたAは、ダボッとした黒い長袖トレーナーにダメージジーンズ、黒いスニーカーというかなりシンプルな格好。



それでも可愛い。すごく。←




神「大丈夫だよ。さっ、座りな。」


神里さんはAを自分の隣に誘導するように言った。



佐「ちょっと待ってください。A!俺の隣おいで?」


俺が手招きすると、Aは俺と神里さんのどちらを取ればいいのか困った様子だった。



神「うーん、、仕方ない。」


神里さんはそう呟いて席を立ち、俺の隣に座った。



神「間をとってこうするしかないな笑」


俺に同意を求めるように聞いてきたので「そうですね」と答えた。




『何を頼みますか?』


Aはメニューを手に取り、俺たちに向かって広げた。



佐「Aはお酒無理なんだっけ?」


俺が聞くと、『はい、、』と眉尻を下げて笑った。



『味が嫌な訳ではないんですが、少し酔いやすくて。あまり飲まないようにしているんです。』



神「なら、酒はやめておこうか。」


神里さんが言った言葉に俺も頷くと、Aは『あっ、でも』と言った。



『少しなら大丈夫です。せっかくお2人とのご飯ですし、、』


最初は俺も神里さんも反対していた。酒は体にいいとは言いきれないし、酔いやすいならなおさらだろう。



しかし、Aの『本当に大丈夫です!』と言う言葉を信じて少しだけならと許してしまった。





その決断をしてしまった俺も神里さんも今、後悔している。









続きます!!→→→→→→→→→→→→→→→

お酒 #8&#44 続→←可愛い子 #41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃあ - 受験がんばってください!待ってます!良いお年を。 (2019年12月26日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 続き、楽しみにしています! (2019年12月22日 15時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - りあ。さん» 清宮選手が転んでしまったシーン、可愛かったので録画で何回も見ました(笑) 頑張ってください! (2019年12月4日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - にゃあさん» コメントありがとうございます!分かってくださいますか!!私は清宮くんが転んで大の字になるやつが大好きです笑 更新頑張ります!! (2019年12月2日 7時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 珍プレー好プレー見ました!可愛く見えるのすごくわかります! 更新楽しみにしています。頑張ってください! (2019年12月2日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りあ。 | 作成日時:2019年9月27日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。