33話 ページ44
タケさんと別れてからも辺りを歩いていると、見覚えのある背中が見えた。
『あっ!成也ー!!!』
細「わっ!Aさん!!」
いたのは成也。僕が後ろからギュッと抱きつくと、成也は驚いた様子でこちらを見た。
うーん、、成也の抱き心地はなんとも、、、硬いな。筋肉でカチカチよ。
『成也、筋肉すごいね〜』
抱きつきながら成也のお腹辺りをまさぐってみても、脂肪がない。板みたいにめっちゃ硬い。
細「Aさん、、?」
成也を見ると、顔を赤くしてあわあわしてた。『ごめんごめん笑』と謝りながら離れた。
成也から離れたときにもう1人いるのに気がついた。成也の後ろからひょっこり顔を出すと、そこには可愛い系の人がいた。
百「Aだよね?俺は百瀬大騎。よろしくね。」
ニコッと笑う大騎は癒しそのものだった。可愛すぎやろ。
『よろしくね、大騎。』
大騎が差し出した手を握り返しながら僕は答えた。手が柔らかくて暖かい、、
ちゃちゃとか大騎とか可愛い系の人にはあだ名をつけたくなるなー、、
『よし!ももちゃんだ!』
僕がそう言うと、「恥ずかしいけどまあいいや!」とももちゃんはOKしてくれた。
その会話を聞いていた成也は「俺はあだ名ないんですか?」と聞いてきた。
『成也はねー、かっこいいからあだ名をつける感じじゃないんだよー』
と僕が答えると「そうですか、、」と成也は小さく呟いた。機嫌損ねちゃったかな、、
細(平然とかっこいいとか言わないでくださいよ、、)
百(名前でも呼ばれたいけど、あだ名も特別感あるしいいや!)
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2人と話していると、宮本さんがやって来た。
宮「盛り上がっとるね〜」
『宮本さん、こんにちは。』
僕が挨拶すると「なんばい、宮本さんって!同い年やけん秀明でよか!」と言われた。
同い年、、?
『同い年なの!?』
宮「そう!知らんかったと?」
宮本さん、、いや、秀明を改めて見ても同い年には見えない。大人っぽくて年上にしか見えない。
『秀明は大人っぽいから同い年に見えなかった笑』
宮「なんやそれ笑 老けて見ゆるってことか!」
ムスッとした顔で秀明は僕を見た。そういう事じゃないんだけどなぁ、、
宮「まあ気軽に声かけてな!改めてよろしゅうな!」
秀明は僕の頭を乱暴に撫でた。髪の毛がぐしゃぐしゃだ、、
百(俺ももっとAと話したい、、)
細(同い年っていいなぁ、、)
取り残された2人は羨ましそうに、秀明を見ていた。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時