32話 ページ43
石川さんにビクビクしながら固まっていると、僕に気づいたようでこちらに歩いてきた。
石「どうした?」
『はぃぃ!!あの、石川さんに挨拶出来てないなと思いまして!!!』
突然声をかけられたから、目を瞑り勢いに任せてそう答えた。
そっと目を開けると石川さんは、クスクスと笑っていた。
石「そんな固くならなくていいよ。知ってるかもしれないけど、俺は石川雄洋。呼び方は任せるよ。」
「気軽にタケさんとかでいーから。」と言う石川さんは思っていたより優しそう、、
『タケさん、、よろしくお願いします!僕は桃樋川Aです。』
ぺこりと頭を下げると、タケさんは「よろしく。」と言った。
うーん、なんという爽やかさ、、30代にはとても見えない。かっこいなぁ、、
ジッとタケさんを見つめていると、首を傾げて「何?」と聞かれた。
『あっ、すみません。タケさんがかっこよかったのでつい、、』
と正直な気持ちを伝えると、タケさんはポリポリと頬をかいた。
石「そう?Aの方が顔整ってるし、かっこいいし可愛いでしょ。」
タケさんは少し下にある僕の顔に手を当て、そっと顔を持ち上げた。
タケさんと僕の視線が交わり、顔が一気に熱くなった。
『あの、タケさん、、恥ずかしいです、、』
我慢できずに目を逸らすと、おでこ同士をコツンと当てられた。、、近いよ。
石「やっぱり可愛い。」
僕の反応を見てニコニコしたタケさんは僕のおでこから離れた。あー、死ぬかと思った。
『もう!恥ずかしいからやめてください!』
ムッとした顔で僕が言っても「そんなことしても怖くないって。可愛いだけだよ。」とポンポン頭を叩かれた。
全然いい人。人は見かけによらないってこういうことなんだな。
最初ガタガタ震えてた自分が馬鹿みたいに思えてきた。今ではすっかりリラックスしてる。
この感覚、、お父さん??←
『タケさんってお父さんですか?』
石「えっ?」
いきなりの僕の問いかけにタケさんは驚きつつも、「まあ、そうかもね笑」と笑って返してくれた。
今日からタケさんっ子になります。
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ひたすらタケさんとお話させたかった。
てか今頃気づいたんですけど、、
秀明君とAさん、同い年やん。
敬語で喋らしてしまったー!!!まじですみません!!宮本さんとか書いちゃったよ、、
次お話させる時は、タメ語にします、、
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時