第385話 ページ15
監督生side
次にあるのが私の話で良いのかは分からないけど、先輩が帰るワンダーランドの中にもう一つの物語があった事を私は話したい
エース「監督生だって大変だったのに先輩だけ盛り上がってズルいよな」
デュース「…グリムはお前から預かってる間にツナ缶をたらふく食って寝たぞ
多分いつも通りになったんじゃないか？」
監督生「そっか…我儘言ってごめん」
エース「…」
監督生「でも…先輩にお別れを言うのが本当は嫌だったから…
引き留めちゃいたかったけど、あんなに良い人きっとなかなか巡り会えないよ
先輩を求めてる人はいっぱいいるんだなって気がする」
エース「…お前って本当に良い子ちゃんだよな
アズール先輩に目つけられる理由わかる気がする」
デュース「でも、監督生も帰れると良いよな…」
監督生「…そうだね
帰れると良いな、私も帰りたいよ…」
そんな弱音を吐いて先輩のお兄さんからもらった黒い石を握っていれば、そこに文字が刻まれている事に気付く
監督生「…？」
「For You」
それが誰が刻んだ、あるいは誰に向けた言葉なのかは分からない
だけど石は奇跡をもたらすものだって、あの時先輩のお兄さんが言ってたみたいに黒い石には確かにエネルギーが詰められていた
エース「…？そーいやそれ何だ？
グリムの食ってたあのヤベェ黒い石か？」
監督生「違うよ
さっきの人にもらったの」
デュース「…それ…」
監督生「…？」
デュース「For Youって…
お前のために存在してる石じゃないのか？」
監督生「え…？」
エース「…っぶふっ…
おいデュース、何マセた事言ってんだよ」
デュース「な…っ！
マセてなんかいない、だって名前が刻まれてる石なんて奇跡だって思わないか！？」
エース「そういう意味じゃねーだろ
確かに監督生は「ユウ」だけど」
デュース「きっと何か意味があるはずだ！
なぁ、この機会だし真面目に学園長にも聞いてみよう
お前が帰る方法を」
そんなデュースとエースに支えられて、私も自分が帰る事に前向きになる事に決めていた
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ユウ(プロフ) - 明理様、最後までお読みいただきありがとうございます！楽しんでいただけたなら作者も大変嬉しい限りです。また参考になるコメントありがとうございます、関東人のため関西弁はにわかな部分がありましたが、今後参考にさせていただきます！ (10月30日 6時) (
レス) id: 3f8aedc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - (つい長くなってしもてすんません)※この関西弁は標準語がヘタ故の訛りです。 (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 永遠のお気に入りです！！楽しい物語をありがとうございました！！！(あと思ったんですけど「何なんの？」じゃなくて「なんなん？」を私の周りの人は使います。アドバイスって言うよりちょっとした意見です。ありがとうございました！！) (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
明理(プロフ) - 長いのにちゃんと完結してるし綺麗で無駄のない文章やし…もう大好きです！！！何回か読み返す気がします…予想は100回()ここまでツイステとヒプマイとオリジナルストーリーが混ざってるのはほんとに珍しいですよ！ (10月28日 17時) (レス) @page34 id: 0478fb4462 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ねぎ。さん» ねぎ。様、コメントありがとうございます！楽しんでいただけて作者も嬉しいです。 (2022年3月12日 8時) (レス) id: 68f0716fc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2021年9月12日 11時
