○甘さ:19g ページ21
さとみside.
さ「やりたくなーい、めんどくさーい、かえりたーい。」
こ「真隣でそれ聞いてる僕の身にもなってみ?やる気が削がれるんだわ。」
さ「くそ…世界中の仕事場が潰れてしまえばいいのにッ…」
こ「物騒なこと言わないでよ…いいじゃん定時に上がれるんだから。」
なんてぶつふつと俺への文句を並べるのはころん。
この間の件で昇進し、部下のミスのカバーに追われている可愛そうなヤツ。
そして俺も彼女のいない職場で働かせられてる社畜。
似たようなもんだよな(遠い目)
こ「いいじゃんよさとみくんはさ。定時に帰れば可愛い彼女が夕飯つくってニコニコ顔で出迎えてくれるんだから。」
さ「なんなら俺も休みがよかった。」
こ「贅沢な悩みだなw」
一言余計なんだよ。なんて心の中で悪態付きながらカタカタとタイピングする手を早める。
ここで詰めないと定時に上がれなくなる。
今日日に取引先との話し合いがないのがせめてもの救いだ。
タンッとEnterキーを強く押し、終わった書類をデスク上にまとめてまた新しい資料に向かう。
斜め右上の彼女のデスクに彼女の幻覚を見ながら、作業を勧めていく。
短い針が6字を指した。
やっと定時だ。
幸い仕事は既に片付いており、柄にもなくるんるんでいそいそと帰る準備を始めようとした…そのとき。
バンッと扉が開いて俺の後輩が入ってきた。
まさか…なんて最悪の状況を思い浮かべると、後輩が泣きそうな顔で持っていた資料をこちらに見せる。
…残業コースはいりまぁーす。
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もふゆちゃん(プロフ) - えぬさん» 確認ありがとうございます🙇🏻♀️💦 (2022年5月25日 21時) (レス) id: 36f1c547cd (このIDを非表示/違反報告)
もふゆちゃん(プロフ) - えぬさん» えぬさん突然すみません💦ボードの確認をお願いします🙇♀️ (2022年5月25日 20時) (レス) id: 36f1c547cd (このIDを非表示/違反報告)
もふゆちゃん(プロフ) - えぬさん» 明日ですか!やれないことは無いのですがすこしクオリティが低くなってしまう可能性があります💦それでもいいのなら……ってところですかね´`*設定の変更把握しました! (2022年5月25日 20時) (レス) id: 36f1c547cd (このIDを非表示/違反報告)
もふゆちゃん(プロフ) - えぬさん» なるべく早めのほうが都合が良ければ6月には投稿できます! (2022年5月25日 18時) (レス) id: 36f1c547cd (このIDを非表示/違反報告)
もふゆちゃん(プロフ) - えぬさん» わかりました!頑張ります✨ (2022年5月23日 7時) (レス) id: 36f1c547cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もふゆちゃん | 作成日時:2021年11月17日 9時