音色を信じて (ページ7)

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転校生はまさかの！？…5 ページ7

琴音side

ふー。

今は学校にいっております。

お母さんに聞くと「昨日の夕方からずっと寝てたのよ」って。

琴を使ってからだよね。

体力を消耗した気がして。

それで、そのあとは＿＿＿＿朝の5時。

やっぱあったのかぁ。

あったほうがいいのかない方がいいのか。

わかんないっ。

でもきっとあった、よね___________

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

教室に入った。

おはよ～とかはいわないよ！

実際いう人少ないんじゃ？

自分の席につく。

「あっ、琴音～！」

この声はっ

「希！おはよ！」

私の親友の小川希(おがわのぞみ)。

希は私の隣_______誰の席でもないところにすわった。

「転校生がくるんだよ！今日！」

え？急すぎない？

「えまって急だよ急！」

「別に急でもいいの！でその子らしいこの写真とったから琴音にみせたげる！」

え？ほんとほんと！？

みたいみたいみたい！

「やっぱ食いつくよね～。ジャッジャーンこの人でーす。」

・

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・

「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ？」

お、おっきな声でちゃった。

でもでもっ。

この人、さ。

湊にしか見えないんですけど！

あ～、転校すんのね。

当たり前といえば当たり前か。

空いてるのは私の席の隣だけ。

つ・ま・り！

ここにきちゃうわけかぁ。

男子とかキョーミないけどイケメンだったしこりゃ私やばい。

死ぬかも。

死にたくない！

こんなとこで死ぬわけにはいかないのだぁ！

いや死なないだろうけどさ、

視線怖そう。

あは、はははっ。

「琴音、大丈夫だって～。睨まれたりしないよっ。多分！」

多分って…説得力ないなぁ。

「うぅ。やだっ。」

と憂鬱な気分の朝を迎えるのだったー！

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

「ではみなさん、前行ったように今日は転校生がきます。どうぞ。」

イヤイワレテマセン。

「音泉湊です。よろしくお願いします。」

シンプルッ。

あーあ。

女子の目はハート。

もうその目はダイヤモンド級。

「では空いてるのは___________」

よーし、よし。

私は琴、琴。琴…。

琴っ？

いや琴にしとこう。

だけど。

「藍浦さんの隣が空いてますね。そこに座ってください。」

うわぁん！

ばれた。

「は、い。」

湊は？マークを浮かべながらもくる

？マークってなにを？

まさかなんでこいつといっしょ？みたいな？

そうだったらサイテーだな

そして私の隣に座って

「いま座ってんのって何？」