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どれだけ大きな時計ならここまで響くような音で鳴るんだろう、なんて考えながら先頭を歩く重岡さんについて行くと、フロントロビーから割と近くに『レストラン』の文字。




レストラン、は読めてもその次が読めない文字で書かれていた。









「あの文字はなんて読むんですか?」



「あぁ、あれは…」









重岡さんが答えようとするけど、さっきの時計の時と同じように少し間を開けて私の方を見てはにこ、と笑いかける。









「…ムーンフラワー、月の花って言う名前やねん」






と答えた。







月光花、という名前だったり、レストランの名前も月の花だったり、月と花がこの施設のコンセプトなのだろうか。









「おし、ほんなら行こか。神ちゃーん、小瀧ー」









重岡さんがレストランの中に入りそう声を出すと、レストランの奥の方から2人男性の声が聞こえた。

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作者名:白樺。 | 作成日時:2019年8月7日 11時

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