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制服を着ることと犯罪を犯すこと以外校則がないうちの学校には珍しい黒髪。
目にかかるくらいの前髪に銀縁メガネ。
ピシッと着こなした制服に全く緩んでいないネクタイ。
絵に描いたようなザ･真面目っ子。
辺りをキョロキョロ見渡して、1席空いた彩羽の隣に座る。
｢…、どうも｣
黒髪の彼がぺこりと小さく会釈をした。
近くで見ると背が高くて、鼻がすごく高い。
磨けば光るタイプじゃん、と彩羽が呟く。
｢私、西宮A！あなたは？｣
私が身を乗り出して名前を聞けば、目がキョロキョロと泳ぐ彼。
それを見た大我が呆れたように笑った。
大我｢A、困らせすぎ。俺、京本大我｣
彩羽｢川波彩羽です〜｣
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次々に自己紹介をして、遂に3人の視線が黒髪の彼に向けられて。
彼がスクールバッグをキュッと握りしめた。
北斗｢…松村……北斗、です。外部進学だから…、多分俺の事知らないと思う…｣
外部進学生から特進クラスに来るなんて相当頭がいいんだ。
見た目からも彼の知的な雰囲気が漂った。
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結果的に、黒髪の彼改め、北斗は思ったよりも話しやすい人だった。
昼休み、4つ机をくっつけて私達が話せば手を抑えて上品に笑うし、大我とは何だか気が合いそうで。
大我｢え！北斗知ってんの！｣
北斗｢うん。ちょっとだけだけどね｣
大我｢今度ポケカ買うの付き合ってよ！A達置いて帰るんだよ？俺の事｣
｢当たり前じゃん。私は彩羽とクレープ食べたいだけなの｣
大我｢ひっでーな！｣
大我も人見知りするはずなのに、新しく出来た友達に満更でもない様子だった。
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あんじゅ(プロフ) - mayu11172000さん» コメントありがとうございます♡Part2はまだ下書きの段階なんです…ごめんなさい(><)もう少しお待ちくださいっ！！！ (2022年5月11日 8時) (
レス) id: b8ed25930e (このIDを非表示/違反報告)
mayu11172000(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです！楽しみにしています😻 (2022年5月11日 2時) (レス) @page28 id: 1d2423b3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年4月1日 2時
