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彩羽｢良かった〜。このまま特進で卒業出来る｣
｢……あ、私もだ｣
大我｢お前らよく残れたな(笑)｣
クラス分けの表を確認して、無事に6年間大我と同じクラスを死守できたことに心の中でガッツポーズをした。
特進クラス残留がかかったテストだけは必死に頑張ってきた。
私は死に物狂いでカフェインと共に何徹もする中、いつ勉強しているかも分からないような大我は常に特進クラスに余裕ぶっこいた顔で在籍している。
そういう、見えないところで努力している大我のことが大好きなのだ。
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私と大我との出会いは小学4年生にまで遡る。
小学4年生の時に、今の家に引っ越してきた私。
その私の家の斜め前にそびえ立つシンデレラ城のような大きなお家が大我の家だった。
母｢ほら大我、ご挨拶なさい？｣
大我｢………おれ、大我だけど｣
一切日光を浴びていないような真っ白な肌に綺麗な黒髪。
アーモンド型の大きな瞳が私を捉えた。
｢わたし、Aっていうの！！｣
大我｢ふーん。｣
大我の家は、見た目どころか中までシンデレラ城のような家だった。
ディズニーの映画で見たような綺麗なテーブルに、大きないちごの乗ったショートケーキが置かれた。
これが3時のおやつなんて。うちはうまい棒のコンポタージュ味なのに。
大我はうまい棒すら知らなかった。
子どもながらに私は大我とは生きている世界が違うな、と思った。
大我は私と違って、オシャレなネクタイとチェックのズボンを履いて、真っ黒いランドセルにエンブレムの入った帽子を被って、ローファーを履いて毎日登校していたから。
…しかし、実際はそうでもなかった。
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あんじゅ(プロフ) - mayu11172000さん» コメントありがとうございます♡Part2はまだ下書きの段階なんです…ごめんなさい(><)もう少しお待ちくださいっ！！！ (2022年5月11日 8時) (
レス) id: b8ed25930e (このIDを非表示/違反報告)
mayu11172000(プロフ) - パスワードを教えていただきたいです！楽しみにしています😻 (2022年5月11日 2時) (レス) @page28 id: 1d2423b3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年4月1日 2時
