第353χ ページ31
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｢てなわけで……一緒に行くよね斉木くん！｣
行かない
全く予想だにしなかった
足で玄関のドアが閉まらない様に堂々と仁王立ちして笑っている大賀さん
君が来るなんてな
｢サプライズで泊まり行こうよ〜Aが働く民宿にさ！｣
ん？サプライズって事は結局Aさんは大賀さんに来いと言っていなかったのか
その時、大賀さんの後ろからワラワラと知っている男たちの姿が見え悪寒がした
｢あ！海藤くん来た来たー！｣
｢俺と燃堂も来てんだけど？｣
｢よう相棒と2号の相棒！｣
うわなんか来た
｢海藤くんと亜蓮と燃堂くんも誘った！｣
誘わなくていいし余計に行きたくない
｢ということで今日は計画を話に来ましたー！斉木くんの部屋で｣
"おじゃましまーす"と勝手に上がろうとする大賀さんに僕は玄関のドアを閉めようとすると、またも背筋が凍る様な悪寒がした
｢くぅちゃんまさか大切なお友達を帰そうとしてるわけじゃないわよね？ふふ｣
……入れ
｢わーいおっじゃまっしまーす！！｣
───────
という訳で僕の部屋にいるのだが
大賀さんは僕の母にAさんが働く民宿にみんなで行く話をしに来たと話してしまった為僕も行かざるを得なくなった
｢行くのは来週末！Aの働きっぷりを見に行こう大作戦！｣
作戦でもなんでもない
｢まさかAさんがバイトするなんて想像つかないな｣
｢Aが仲居か〜へへ｣
妄想するな
｢2号ちゃんと働けんのかぁ？お？｣
お前には言われたくないだろうな
｢斉木くん楽しみだねぇ！｣
(Aの仲居姿を見て"好きだ！告白しよう！"大作戦よひっひっひ)
悪いがもうその必要は無いし仲居姿を見てもなんとも思わない
そっか大賀さんは僕たちが付き合っている事を知らないんだったな
隠すと隠すでまためんどくさいな……
｢部屋なんだけど……6人だから大部屋1つしか空いてなくてみんなで泊まる感じだね〜｣
ん？6人？
ここには5人……てことはAさんも泊まるのか？
｢Aにはバイト終わった後そのまま私たちの所来て一緒に夜ご飯〜って感じにしたいと思ってる！だから一応6人で予約取ったからね｣
｢Aさんは何時にバイト終わるか知ってるのか？｣
｢知ってるよ！17時頃のはず！｣
｢Aにサプライズなんだろ？良くわかったな｣
｢予約する時こっそり女将さんに聞いた。Aに言わないで下さいって｣
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます！！私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております！そんなに見て下さってるんですか？！嬉しいです！！ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです！！キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです！これからも更新がんばってください！応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか？！ありがとうございます(T_T)！！過去一て……過去一て！！めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ！！笑 ありがとうございます！是非短編も読んで頂けたら嬉しいです！！これからも是非見てやって下さい(T_T)！ (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです！！過去一ハマりました！！まつりさんの他の小説も読んでみます！！！！！！！！！ (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です！！(＞＜)ありがとうございます！！そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます！笑 ありがとうございます！ (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年4月25日 9時
