第334χ ページ12
｢おい！！愛する男が頑張ってるのに何で見ないんだよ？！｣
｢えー……無理よぉ……愛する貴方のつらそうな顔なんて……私……見てられなぁ〜い｣
｢くっ！！｣
その後その場から逃げようとした斉木くんと私は捕まり、斉木くんの好感度メーターを使って白黒はっきりさせる事になった
｢これはテレパシーを応用した能力だ。人の心を読み解き好感度を数値化出来るスグレ物さ……｣
《自分の能力みたいに説明しないでもらえるか》
お父さんがドヤ顔で説明した後、どちらの愛が上か勝負が始まった
この人達は何と戦ってるんだろう
｢じゃあまずは僕からいくぞぉおお！！｣
お父さんが力むと、好感度メーターがピピピと音が鳴り出した
｢ハァァァァァー！！！｣
｢おぉ……！お父さん凄い！｣
《力んでも上がる訳じゃないぞ》
｢あ、確かに……｣
結局、お父さんはいきなり限界突破し最終的に数値は38019となった
凄い数字……
｢そんな……まさか38019ラブリーもいくなんて……！｣
《ダサい単位つけられた……》
私が笑っていると、お母さんの測定が始まった
｢あなたへの愛は誰にも負けないから！！｣
高速音が鳴ると、いきなり3万……3万ラブリー？！
凄いお母さん……！
まだまだ上がり続け、いよいよお父さんの数字を越そうとした時
プゥ〜という音が聞こえた
｢｢｢…………｣｣｣
《…………》
ピッピッ……ピピッ
止まった……
好感度メーターを見ると、37992ラブリー
｢よぉーし！僕の勝ちだー！！｣
｢ちょっと待ちなさーい！！ズルいわ！今わざとおならして自分の好感度下げたでしょ？！｣
｢いや？偶然だけど？｣
｢嘘！絶対わざと！｣
｢じぇんじぇん知りませ〜ん。てゆーかぁおならくらいで下がるなんて元々大した愛じゃなかったんじゃないッスか〜？｣
うおっすごい顔
あ、お母さんの好感度下がった
｢はっはっは！いい戦いだったよ！｣
｢待ってパパ！！｣
｢ハッハッ、まだ何か……｣
｢ぶっ……ぶーぶー……｣
お父さんを呼び止めたお母さんは、指を鼻に当て豚の真似
可愛い……！
お父さんもそう思った様で、ラブリーが上がった
｢はーっはっは！そんなんじゃ僕の愛は傷一つつかないぞー！！｣
｢くっ……｣
ガクッと項垂れたお母さん
この勝負の行方は──？！
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まつり(プロフ) - ueioeaiaaさん» わぁぁっありがとうございます！！私も記号を使った表現が好きではなくて……そこは気をつけております！そんなに見て下さってるんですか？！嬉しいです！！ありがとうございます(T_T)更新頑張ります！ (2021年5月8日 15時) (
レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
ueioeaiaa(プロフ) - 斉Ψの小説で1番好きです！！キャラ保ったままで記号を使った表現(//など)もしていなくてとても読みやすいし面白いので何周もしてますほんとに大好きです！これからも更新がんばってください！応援してます! (2021年5月8日 15時) (レス) id: 7cbecda02e (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - 宇宙さん» ほんとですか？！ありがとうございます(T_T)！！過去一て……過去一て！！めちゃくちゃ嬉しいやつじゃないですかァァァ！！笑 ありがとうございます！是非短編も読んで頂けたら嬉しいです！！これからも是非見てやって下さい(T_T)！ (2021年5月3日 23時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - めちゃくちゃ面白いです！！過去一ハマりました！！まつりさんの他の小説も読んでみます！！！！！！！！！ (2021年5月3日 22時) (レス) id: b45fcda432 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - わがはいはぬこさん» わー凄く嬉しいお言葉です！！(＞＜)ありがとうございます！！そんなお褒め頂けたら頑張っちゃいます！笑 ありがとうございます！ (2021年4月25日 10時) (レス) id: 254ca2f352 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつり | 作成日時：2021年4月25日 9時
