Ψ後の晩餐7

第299χ ページ24

｢つーか×××どころか×××とか×××までいっちゃってっからアイツら。むしろ今は×××がないとスパイス足りねー的な？ホラこう見えて彼××だから。むしろ授業中とかでも平気でガンガン××ってくるしもう×××が××って感じ｣


なんか最終的にみーこと斉木くんとの話みたくなってる……！！


(授業中に××って××ってるの？)

《なわけないだろ。相卜、何を言ってるかわからないけどもう止めとけ》

｢あー×××の話してたら××ってきちゃった〜。×××しに行こ〜｣

《×です》
｢×です｣

《……やれやれ、上手くいった様だな》

(何が？)

｢あっ、楠雄ヤバい！前方からラスボス来てますケド｣

｢え？｣

《これは修羅場》


前を向くと、心美ちゃんが歩いてくる
これはヤバい……
今の関係が1番バレたくない人だ

斉木くんも同じ事を思ってるのか、ヤバいという顔をしていた


《……こうなったら勢いで行くしか……》

(え？！行くの？！)

｢こっちよ！｣


さっきの女の子にグイっと手を引かれ、斉木くんと共に掃除用具入れに入れられた


｢ど、どゆこと……？｣

《……さぁな》

｢みーこは？｣

《どっかに隠れてるだろ》


外では、心美ちゃんとさっきの女の子が話している
あの女の子、依舞ちゃんって言うんだ……


｢一つ聞いてもいいデスか？照橋先パイって……斉木先パイの事好きなんですか？｣

｢えっ？！｣



どぉええっ？！
今聞く？！
どゆこと？！


｢……うん……今まで男の子を好きになったことがないから……わからないけど……多分……そう｣


うっ……
気まずい……


｢な……何でですか……？一目惚れとか？｣

｢うぅん……寧ろ逆よ。最初は思い通りに動いてくれなくてむしろあんまり好きじゃなかった……それで私もムキになって反発してたんだけど……気がついたらその人の事ばっか考えるようになっちゃって……｣


………………

心美ちゃん、ほんとに斉木くんの事好きなんだなぁ……
なんか……悪い事しちゃったかな……私……


俯いていると、頭にぽんと手を置かれた


《あんまり考えるな。これが照橋さんの運命だ。照橋さんがいくら神に愛されていても、君がそれを飛び越しただけの話だ》

(……じゃあ私神より強いの？)

《……まぁそういう話じゃないがもうそれでいい》

(そっか……)

《間違ってはいないな》

(じゃあ斉木くんより強いんだ私……くくく)

《それは間違ってる》

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