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#49 -キヨ- ページ49

私が無事に退院して1週間が経ちました。
キヨくんが会って話したいと言ってきたので、今駅にいます。

キ「ごめん。待った?」

『ううん』

キヨくんは約束の5分前には来てくれた。
いつもは遅刻するくせに。
なんか今日のキヨくんいつもと雰囲気が違うような…?

キ「A、遊園地行こ!」

『え…?』

遊園地行くんだったらパンツで来たのに。
私が少し戸惑っていると、キヨくんが私の腕を掴み歩き出した。

遊園地では、キヨくんは私がしたいことに全て付き合ってくれた。
日も暮れ始めそろそろ帰るかってなったとき、キヨくんに腕を引かれた。

キ「最後にあれ乗らん?」

そう言って指を指した先には観覧車があった。
私は高いところが得意ではないから、乗らないようにしてたんだけど…。
でもキヨくんの頼みだ。乗ることにした。

キ「あのさ…Aって好きな人いんの?」

観覧車に乗り、しばらくしてからそんなことを言われる。
夕日のせいかキヨくんの顔は真っ赤だ。

『…いないよ』

キ「…俺、Aのことが好き」

キヨくんは窓の外に目をやりながら恥ずかしそうにそう呟いた。
…これっていわゆる“告白”ってやつですか?
だったら私の答えは1つ…。

『ごめん…私』

そこまで言ったところでキヨくんに口を抑えられた。

キ「何年想ってたと思ってるの。そんなにすぐ答えるなよ…。少しは俺を見て?」

キヨくんの真剣な眼差しに私はうなずくしかできなかった。
私はこれからどうしたらいいんだろう。
気まずくなった帰り道。私ずっとそんなことを考えていた。

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作者名:紫燕-sien- | 作成日時:2019年11月28日 12時

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