【実.況者】俺らの幼馴染みが馬鹿すぎた件【最/俺】 (ページ17)

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#17 -牛沢ガッチマン- ページ17

妻子持ちのくせに、私とよく遊んでくれるおじさん。…ガッチさん。
「うっしーと遊ぶからおいで」ってガッチさんからLINEがきました。

場所は駅前の居酒屋。時間は19時。
…遊ぶっていうか、飲み会よな。
私は準備万端で電車に乗った。
正直、男2人の飲み会に女が入っていいのかって思うけど…うっしーとガッチさんなら大丈夫かと思いフジくんにはLINEしなかった。

なんでフジくんかというと…過保護なフジくんは、私が男と遊ぶのが心配なんだと。
だから男と遊ぶ前には連絡しろと。
いやぁ、我のフジくんかわいいな。

そんなこんなで電車は駅に着き、居酒屋へと向かう。
私が着くとガッチさんはもう飲んでいて、うっしーはまだ来ていなかった。

『ガッチさんやっほ』

ガ「よぉ！Aちゃん」

このおじさん相当出来上がっていらっしゃる。
いつから飲んでんだか…。

『ガッチさんいつから飲んでんの…？』

「5時から」

バカだ。
何で集合前から飲んでんだよ。

牛「あれ？もういる」

『うっしー。ガッチさんもう酔ってる』

牛「めんどいな」

本当面倒。
アラフォーなんだから自分のことくらい自分でなんとかしろよな。

牛「まあいいや。Aちゃん飲も」

『おう！』

7時間後
『うっしぃぃい』

牛「何だぁ？」

ガッチさんは酔い潰れ、私とうっしーはクレイジーになっている。
私とうっしーはおじさんそっちのけで遊んでいる。

『うっしー来い』

私は腕を広げる。
うっしーは「逆だろ」と笑いながらも、私のところに来てくれる。
私の腕の中に来るかと思えば、私が腕の中にいた。

『うっしー？』

牛「Aちゃん、危機感持ちなよ」

みんなして同じようなこと言うけど、私そんなに危機感ない？

牛「マジかわいすぎるから」

え、うっしーが私のことかわいいって！嬉しい…。

『うっしー今度は2人で遊ばん？』

牛「そういうところ」

ん？何が？どういうところ？
私の頭では理解不能な言葉に困っていると、うっしーは私の頬にキスを落とした。
そのまま肩に顎を置かれる。

『うっしー…？』

呼んでも返事は返ってこない。
…寝やがった。
さて、どうするかな…？この男2人。