【実.況者】俺らの幼馴染みが馬鹿すぎた件【最/俺】 (ページ11)

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今日はとぷふぉの撮影にお邪魔してます。
レトさんが誘ってくれたから行くことにしたんだけど…。
私の今日の目的はレトさんではない。
牛沢さんだ。
牛沢さん大好きだから…レトさんには申し訳ないが、私は牛沢さんと遊ぶっ！

『うしざぁーさぁーん』

牛「どーした？」

牛沢さんは笑いながら私の相手をしてくれる。
第3の神様(第1がレトさん、第2がアブさん)に会ったのに、私がこんなにも馴れ馴れしい理由は…。
会ってからものの数秒で意気投合したからだ。

『うしざぁさんって彼女いるんですか？』

30分くらい2人で会話して、そんな話にたどり着く。

牛「いないよ」

よっしゃ！
私の牛沢さんに手出しをするヤツは許さん！

牛「Aちゃん…“うしざぁさん”って何なの？」

語尾に“w”が10個くらい着きそうな勢いでそう言う。

『“うしざぁさん”は“うしざぁさん”ですよ！』

牛「“うっしー”呼びのが嬉しいんだけどな…」

牛沢さんのかわいいお願いに、私の心臓はいとも簡単に撃ち抜かれた。

『じゃあ、うっしーで！』

私がうっしーとの会話を楽しんでいると、レトさんとキヨくんの話声が聞こえる。

レ「キヨくんさぁ、Aちゃんのこと好きなん？」

キ「おん。好き」

レ「俺もAちゃんのこと“好き”って言ったら？」

キ「…絶対渡さねぇ」

キヨくんはスマホをいじっていたが、“渡さねぇ”のところだけ顔を上げ、レトさんを睨みつける。

えぇ…。何どういうことなの？
わけわかんねぇ…。
ま、いいや。後でガッチさんと遊ぼ。
私はうっしーとの会話中にも関わらず、ガッチさんに電話をかける。

牛「自由だなー…」

ガッチさん、先帰っちゃったんだよね…。
電話出ないし。

うっしーとLINEの交換もしたし、いっぱい話せたし心残りはない！
それにこの後ヒラくんと遊ぶし。
よし、帰ろう！

『じゃ、バイバイ』

牛「自由だなー…」

キ「え！？A帰るの！？」

レ「Aちゃん、もっと居なよ」

レトさんがかわいすぎたが、私の本命天使が待ってるから、帰ります！

『ごめんね、ヒラくんと遊ぶ約束かあるから…』

キ「ラーヒーと！？…俺も帰ろ」

うわぁ…ついてくる気だ。

牛「自由だねぇ…」

さっきから同じようなことしか言ってないよ！？

レ「えぇ、キヨくんも帰っちゃうの？」

はぁ！かわいいっ！
でも、ごめん。今日はヒラくんがいる。

『じゃ、バイバイ！』

キ「お先ー」

レトさんはかわいいし、うっしーともっと話してたかったなー。
…てか、キヨくんまじでついてくるんだけどっ！？

『迷惑…』

キ「あ？」