隣の席はあのすとぷりメンバーでした。【さとみ】

自業自得 ページ25

あの女に腕を掴まれてから薄々は気づいていた

なんか前より動かしにくいことに

ころんくんに言われる度に怖くて本当に行きたくなかった

さとみくんにはいっぱい心配かけてるし、安心させるためには行くしか無かった

じ「麻痺してる状態でこんな怪我させられたら動かせるはずがないんだ」

「じ、実は動かしにくいなとは思ってて」

じ「これからもっと動かせなくなる。もう少し早く来ていたら何とかできたんだけど…」

さ「じゃあもう動かねぇってこともあるのかよ」

じ「そっちの方が確率が高い」

こ「だから早く行けって言ったのに」

もう動かせなくなるのか……

もっと早く来れば良かった……

急に涙が込み上げてきて止まらなくなった

さ「A……」


さとみくんは私が泣き止むまでずっと背中を摩ってくれてころんくんは自販機のホットココアを奢ってくれた

病院に行かなかったから自業自得

2人に申し訳なかった

安心させるどころかもっと心配をかけてしまった

なぜ来たんだ→←あけおめです！！by作者

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