【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士

陸-6- ページ7

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その隊士たちや鬼に気づかれないようにそっと近づく。


『やぁやぁ、かなり苦戦しているようだね』


急に現れた……いや、急に気配がした私に驚き鬼も隊士も固まっている。



『おねーさんが助けてあげよう。』


サッと呼吸を整え剣を構える。


『雪の呼吸 参の型 雪華(せっか)』


雪華は雪の呼吸の中でも最も面白い技。

鬼の体に雪が積もり、雪が植物のように鬼の体で芽吹き始める。

そして、雪の華の葉っぱやツルが鬼の首を絞め落とし、殺す。

そして、その植物はまた、普通の雪に戻り地面に触れると溶けて消えてしまう。



儚くも恐ろしい技。



隊士達は何が起きたのか理解出来ていないのか固まっている。



『じゃ、雑魚鬼は君たちでもどうにかできるでしょーお疲れ様ー。』



呼び止められる前にサッとその場から離れる。



そして、再び森の入口へと帰ってくると一葉がいた。



「おかえり！約4分ね！」



『あー、少し遅いな』


「何言ってるの！十分早いわよ！さ、帰りましょ！」



『うん、さっさと帰って寝る』



そして私たちは早足で隠れ家(いえ)へと戻ったのだった。






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