【鬼滅の刃】"隠し子"と呼ばれた最強の隊士

伍-5- ページ6

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山からは嫌な匂い、嫌な音のオンパレード。


ゆっくりと息を吐き、空気を吸い込むと今現在ここにいる鬼と鬼殺隊の人数を把握する。




『雑魚鬼が45、異形が1、元下弦が1』



「多いわね！」




『鬼殺隊の隊士が20、負傷者5、死亡者は……居ないみたい。』



「ならさっさと手伝ってあげましょ！」



『うーん…………よし、異形と元下弦を先に殺す』



「それじゃ私はここで待ってるわ！」



『了解ー、行ってきまーす』



「気をつけてね！」


足音も立てず森の中へと入っていく。

『森なら……飛ぶか』


木々が多いからね木を飛び移って行く方が早いだろう。



森へと入って2分という所だろうか。

早速異形を見つける。

気づかれないように背後に周り、愛刀をさやから抜き、構える。



『水の呼吸 壱の型 水面切り』


静かに攻撃をし、相手がこちらに気づいて振り向いた時には、首は切り落とし終わって、私は刀を鞘へと戻す。



『どうか安らかに眠って。』


そう一言言い放って私はすぐさま次の目的地へと向かう。



先程の異形がいた場所より少し離れたところに暴走している元下弦の鬼がいた。


運悪く一般の隊士がいる。


一般の隊士は血鬼術に惑わされて間合いの内側に入れていない。






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