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廿捌-28- ページ29






さて、これで、乗客はなんとかなる。


しかし、厄介なのはこの汽車。


気配からして、下弦の壱と融合したようだ。


先頭車両の方でもう、本体ではなくなった魘夢(えんむ)(下弦の壱)と炭治郎が何やら会話している。



会話と言うよりか、まぁ、殺し合い?


あぁ、炭治郎も気づいたのか。



「煉獄さん、善逸、伊之助ーっ!寝てる場合じゃない!!起きてくれ!頼む!!


禰豆子ーっ!!眠っている人たちを守るんだ!!」




その声に反応してか禰豆子ちゃんが、分かった、というような空気を出している。


そして、伊之助も目が覚めたようだ。


いや、伊之助だけではない。


善逸や煉獄さんも目が覚め、乗客を守るために必死で動き回っている。



『すまないね。皆。私は暫く何もしてあげられない。』


煉獄さん達に気づかれぬよう、技を出しながら皆を守るのは中々に大変なこと。



これぐらいで大変と思う時点で情けない。


帰ったらもっと鍛錬しなければ。











さて、どのくらい時間が経ったのだろうか。

一息ついていると一葉がこちらに飛んでくる。


腕を前に出してあげると、その腕に、ヒョイと身軽そうに止まる。



「A!炭治郎、伊之助がなんとか、首にあたるところを切ったみたいね!」



『そっか、何とかなってよかった。けど、もうひと踏ん張りしなければならないね。』



「そうね!ちなみに、炭治郎は重傷気味よ……!」



『そうか……何とかしてあげたいけど……。』



「今はまだその時じゃないでしょ!大丈夫、悪夢でも炭治郎は生きていたんだから!」



『そうだね。でも、申し訳ないから怪我の療養には付き合わなければね。』





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抹茶タピオカ2号(プロフ) - 星花(ほしか)さん» とても面白いです!(* >ω<)続き待ってます!( ≧∀≦)ノサネミ―私の推し!( ´∀`) (2020年2月19日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - とても面白いです!(* >ω<)続き待ってます!( ≧∀≦)ノ (2020年2月15日 23時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - とても面白いです!続き待ってます! 頑張ってください( ≧∀≦)ノ (2020年2月12日 20時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - 新しいの読みました!面白いです!続き待ってます( ≧∀≦)ノ頑張ってください(* ´ ▽ ` *) あ、ちなみにこゆきです!報告忘れてごめんなさいm(_ _)m (2020年2月10日 19時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - 新しいの読みました!面白いです!続き待ってます( ≧∀≦)ノ頑張ってください(* ´ ▽ ` *) (2020年2月9日 1時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮原星花 | 作者ホームページ:https://www.alphapolis.co.jp/novel/905339711/7133683  
作成日時:2020年1月24日 20時

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