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廿玖-29- ページ30







一葉と話していると、汽車が傾く。


『……っ!』


「危ないっ!」



『セーフ』



危うく下敷きになる所だった。



頸を切られのたうち回った魘夢のおかげで汽車は見事に横転。


煉獄さんが沢山技を出したおかげもあり乗客は誰一人怪我をしなかった。



さて、本番はここからだ。


「A!早くしないと!」



『分かってる。』




炭治郎達にみつからないように乗客の手助けをしていると、


ドォン


本当の悪夢の始まりの爆音が響いた。







炭治郎side



煉獄さんに声をかけられ、止血の方法を教えてもらいなんとか、自力で止血をした。


煉獄さんは本当に凄い。


乗客の人たちも無事なようで良かった。


あとは、皆で帰るだけだ。



そう思っていた矢先、目の前にドォンという轟音と共に…………。


上弦の……参……?


どうして、今ここに……。



上弦の参は俺を一瞥し、真っ先に俺に殴り掛かる。



まずい、まずい、まずい。

動け、動くんだ。


ここで死ぬ訳には行かない。



「……っ」



その時、煉獄さんが、


炎の呼吸、弐ノ型、昇り炎天


を使い俺を助けてくれた。


煉獄さんと、上弦の参……いや、猗窩座(あかざ)が話している。


いつ斬り合いに、殺し合いになるかも分からない。


この、猗窩座は、今まで会った鬼の中で一番鬼舞辻の匂いが強い。


俺も加勢しなければ。

しかし、刀が見当たらない。


焦りが俺の中に積もってゆく。


情けない、地べたに這いつくばって、刀もない、俺は…………


「この少年は弱くない。侮辱するな。何度でも言おう。君と俺とでは価値基準が違う。俺は如何なる理由があろうとも鬼にならない。」


そんな中、凛とした煉獄さんの声は、言葉は俺の中に響いた。







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抹茶タピオカ2号(プロフ) - 星花(ほしか)さん» とても面白いです!(* >ω<)続き待ってます!( ≧∀≦)ノサネミ―私の推し!( ´∀`) (2020年2月19日 10時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - とても面白いです!(* >ω<)続き待ってます!( ≧∀≦)ノ (2020年2月15日 23時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - とても面白いです!続き待ってます! 頑張ってください( ≧∀≦)ノ (2020年2月12日 20時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - 新しいの読みました!面白いです!続き待ってます( ≧∀≦)ノ頑張ってください(* ´ ▽ ` *) あ、ちなみにこゆきです!報告忘れてごめんなさいm(_ _)m (2020年2月10日 19時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
オタクだお! - 新しいの読みました!面白いです!続き待ってます( ≧∀≦)ノ頑張ってください(* ´ ▽ ` *) (2020年2月9日 1時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宮原星花 | 作者ホームページ:https://www.alphapolis.co.jp/novel/905339711/7133683  
作成日時:2020年1月24日 20時

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