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止まったはずの涙で視界がまたぼやけた
大好きなあの人はもう数メートル先を歩いている








あれ...?そもそも私、今日何しに来たんだっけ
就職よりも大事なこと、言うんじゃなかったの?
ただ泣くだけで海さんに何か一つでも思ってること、伝えられた?



冷静なもう1人の自分が脳内で攻撃してくるけれど、足は進まないし相変わらず涙腺は緩みきっている









いつの間にか背中が見えなくなったことをやっと認識して踵を返す
為す術はなかった





「......げ、」




こんなときなのに思い出した


就活生、つまり私の年代が全員内定をもらったことを祝したバイト仲間での飲み会が明日にある





こんな気持ちで行けるわけない
欠席をどんな風に伝えたら不審がられないんだろう









必死に断り方を考える頭の片隅ではずっと海さんの言葉が反芻していた





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15→←作者より



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設定キーワード:超特急 , カイ , 小笠原海   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:きぃた | 作成日時:2018年3月6日 11時

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