今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:107,286 hit
小｜中｜大
8. ページ8
side_hokuto
｢俺さ、明日から居候するんだよね｣
土曜の昼、近くの公園でサッカーをしながらそんな事を言ってきたのは幼なじみで親友の樹だ。
｢居候？どこに？？｣
樹｢同じ高校の女子の家、会ったことはないんだけどさ｣
｢へぇー｣
樹が女子と暮らすのか…嫌な予感しかしないな。
巻き込まれないようにしなくては…
｢たしか…Aってやつ。北斗、知ってる？｣
A…？
知ってるもなにも…俺の彼女だし……
樹｢？、北斗？｣
｢え、、あぁ…知らない、かなー……｣
樹｢そっか｣
樹にAと付き合っていることは内緒にしている。
女癖の悪いこいつにAを紹介したら、取られそうで少し怖かった。
別に、樹のことを信頼していないわけでは無い。
ただ…
Aは、俺だけの存在にしていたかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 237人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さいか
| 作成日時：2018年10月1日 22時
