２８ 説明はお任せ！ ページ28
side 智
もう乗っちゃえばいいかぁ〜って、そのままドラゴンでひとっ飛びでヘパイストス神の所に向かった。
翔くんの事は雅紀に任せたよーー！
よろしくね。
クロノス神のいたティターン族の町からポセイドン神のいたオリンポス族の町の中間辺りにヘパイストス神はいるそうだ。
そこもドラゴンに並走してくれてるペガサスくんの案内で向かった。
木々のない岩だらけの山の麓。
そこにヘパイストス神はいた。
洞窟の奥で何か打ってる。
剣かな？……包丁かな？
「こんにちわーー」
って声をかけても返事はない。
そこにいるの見えてるんだけど。
聞こえないのかな？
集中してると聞こえない事ってあるよね。
鉄ではない……きっと特別な素材を打つ音を聞きながら待つ事にした。
火の側は暑い筈だけど熾天魔王だと暑さも寒さも殆ど感じないんだよね。
あれ、長さからして剣っぽいけど……どんなのができあがるんだろうな。
鍛治の神様の作る剣………楽しみだ。
本当に気付かないもんなんだな。
俺もこんなんかな？
ぜんぜん飽きないからいいけど。
「智……食事できたけど。
外で皆と食べる？
ここでヘパイストス神と食べる？」
潤が声をかけてくれた。
「聞いてみる。
オレ的にはヘパイストス神と一緒に皆と食べたいかな」
「きっと、そう言うと思った」
よくわかってくれてる潤は外にちゃんとヘパイストス神の分も用意してくれてるそうだ。
優しいよね。
俺はヘパイストス神の視界に入りそうな場所に移動する。
但し気を付けないと火花が飛んで来る。
まぁ、熾天魔王のままだから、たいしてダメージにはならないけど。
タイミングを見計らって顔を覗き込んでみた。
『うおぉう！』
あ、飛び上がった。
そんなに驚く？…………驚くか。
「お疲れ様〜
ごはん……食べませんか？」
って聞いてみた。
『えっ…あ……君は？』
「翔くん〜、説明お願〜い！」
説明は翔くんに任せるのが１番だもんな。
だから呼んだ。
そしたら秒でやって来て、ちゃんと説明してくれた。
流石……翔くんだ。
『だいぶ待たせたようだが……すまなかったな』
「ううん、見てるだけで面白かったよ」
正直に答えた……うん、面白かったもん。
『私が一緒に食事をしてもいいのか？』
「ぜんぜん問題ないよね、翔くん」
「えっ……ああ……うん。
大丈夫だよ」
個性的な顔を気にしてるのかな？
神様って美男美女が多いからね。
「さ……潤のごはんは美味しいよ」
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蒼羽(プロフ) - みみさん» コメントありがとうございます。辛い所かＪが大好きなヒリヒリも余りなかったですが…神々は私も楽しんで書いていたので一緒に楽しんで頂けてよかったです。今年は馬鹿みたいに暑くなりそうですが…猛暑忘れて楽しんで書こうと思ってます。応援よろしくお願いします。 (2022年7月1日 17時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - とっても楽しいお話をありがとうございました。辛い展開がなくて毎回ワクワクしていました。個性豊かな神々がとっても可愛かったです。猛暑の中大変だと思いますが無理せず執筆してくださいね。楽しみにしています。 (2022年7月1日 7時) (レス) @page46 id: 3409da5a7c (このIDを非表示/違反報告)
蒼羽(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます！ヘラがクロノスの鎌持って目を光らせているので大丈夫でしょう。結局、有翼族が出番なかった事に気付いて出張って頂きました。ちょっと？ドラゴンの翼にビビってます（笑）次もぼちぼち書き出してますので、もう少しお待ち下さい。 (2022年6月30日 13時) (レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 鳥人のおねーさま方見ていたんですね。偶然ばったり出会ってもおもしろそう。あっちは知っていてもこっちは全然知らないわけで。次のお話も楽しみです。蒼羽さんのお話はどれもおもしろいので。体調にどうかお気をつけて。無理だけはされませんように。 (2022年6月30日 4時) (レス) @page50 id: 9ce3fc34b1 (このIDを非表示/違反報告)
青子(プロフ) - 蒼羽さん、素敵なお話をありがとうございます。神様も女神様も楽しい！ところで、ゼウスはちゃんと諦めたのでしょうか？こっそりまだ狙っているかも？ (2022年6月30日 4時) (レス) @page50 id: 9ce3fc34b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2022年5月25日 18時
