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side 三郎
我が家の天使ず…妖精ず。
いつもは口がキツめのシロちゃんも寝顔は可愛いもんね……突っ込まないし。
地ビールも美味しいしツマミも美味い。
でも程々にしないとね、俺は寝る前にもう１回温泉入りたいからさ。
入れるだけ入らないと損！
寝る前、予定通り入って……朝、イッちゃん起こしてゴロちゃんも引き摺って皆で朝風呂に向かった。
聞いた通り男女風呂場が入れ替わってて……雰囲気が違ってた。
それも堪能して、しっかり温まってから朝食へ。
バイキングは和洋揃ってて美味い！
「朝からそんなに食べんの？」
「お風呂入ったからお腹空いちゃったよ」
山盛り皿２枚にシロちゃんの突っ込みが入った。
でも本当にお風呂入って頭もすっきりしてお腹ぺこぺこなんだから食べれるもんねぇ。
「イチ……それで済ませる気か？」
今度はゴロちゃんの突っ込みがイッちゃんに入った。
「１回食べてみたかったんだ。
小さいケーキバイキングの朝ごはん」
小さい皿に小さなケーキが並んでた。
「一通り食べて美味しいの、おかわりする。
後、フルーツも食べるよ。
ほら、サラダもあるし」
イッちゃん……卵とかソーセージとかは？
「イッちゃん……マスタードも取り放題だからソーセージに付け放題だよ」
って教えとく。
「えっ、マジ？」
「マジマジ」
「取ってくる〜」
イッちゃん……スキップしてる。
「これで肉系OKだね」
……………では……なかった。
たった１本のソーセージが見えないから！
完全にマスタードで隠れてるからね！
ソーセージよりマスタードの方が多いよ！
そんな朝ごはんを食べて次の目的地に出発！
次は寄り道しつつ旭川。
…………その道中。
広くて長い直線楽しそうってシロちゃんが運転してたけど……
「ジロ兄、無理〜！
何これっ」
「どうした、四郎」
「タイヤ持ってかれる。
スタッドレスタイヤだよね？」
「ああ、路面が少し凍ってるんだろう。
北海道の３月は春じゃないからな」
流石、スノボ同好会に入ってたジロちゃん。
雪道はよく知ってる。
「ここは標高上がってるからな。
運転代わるよ、四郎。
大丈夫な所に着いたら、また運転すればいい」
「うん、お願い」
乙女筋力のシロちゃんの力じゃ、スタッドレスとは言え制御が難しいんだろうね。
「最初は俺もビビったよ。
でもスパルタ先輩のおかげで慣れたよ」
「スパルタって？」
「凍った道に入ると必ず俺に運転させるんだよ」
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蒼羽(プロフ) - 青黄赤緑紫LOVEさん» コメントたくさんとお気に入り登録ありがとうございます。うちの三男さんはどっちも１番美味しい所取りしてると思います。実は変幻自在な子として位置付けてます。のんびりとしたお話なので、息抜きにほっこり読んで下さい。これからもよろしくお願いします！ (2021年12月16日 12時) (
レス) id: f9ecf164e6 (このIDを非表示/違反報告)
青黄赤緑紫LOVE(プロフ) - これからも蒼羽さんのペースで構いませんので更新、楽しみに待ってます。 (2021年12月15日 15時) (レス) id: 3c812bd8e4 (このIDを非表示/違反報告)
青黄赤緑紫LOVE(プロフ) - 仕事と家事の合間に息抜きを兼ねて引き続き読ませていただきます。先月からお気に入り作者登録させていただいています。 (2021年12月15日 15時) (レス) id: 3c812bd8e4 (このIDを非表示/違反報告)
青黄赤緑紫LOVE(プロフ) - 話の内容(情景)が鮮明に浮かび舞賀家や五十嵐家を覗き見してる感じでメイン(目線？)感情移入してキュンが止まりません。 (2021年12月15日 15時) (レス) id: 3c812bd8e4 (このIDを非表示/違反報告)
青黄赤緑紫LOVE(プロフ) - 11月中旬頃から『小さな温もりを集めて』を知り一気に拝読させていただきました。五十嵐兄さんズも舞賀兄弟も各々、特徴ある個性を表現されてるからなのでしょうか？ (2021年12月15日 15時) (レス) id: 3c812bd8e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼羽
| 作成日時：2021年11月10日 11時
