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＝ 第２話 ＝
『ねえ、まだ着かないの？』
警察の連絡を受けてからというもの、かれこれ一時間近く歩いている気がする。
「住所からするとこのあたり」
まず、ミコトに案内をさせることから間違いは始まっていた。
「ガラケーですか」と驚くメガネくんに「まだ使える」だなんて返す彼女には諦めを通り越して、むしろ尊敬すらしてくる。
「マメにメッセージ交わす相手もいないから」
「何言ってんの彼氏いるくせに」
『あ、そうだよ！最近はどう？』
その彼氏さんとは結構長かった気がする。
「別れたよ」
「うそ」
「本当」
『そっか、別れちゃったのか』
ミコトの彼氏とは一度会ったことがある。仕事帰りたまたま、だけど。
──── 清潔感、って感じの人だったな
「…あの、」
隣を歩いていたメガネくんが恐る恐る声を掛けてきた。
怯えられてるのかな、
まあ中堂先生とのやりとり見てたら必然的にそうなってしまうかもしれない。
「こっちに来て大丈夫なんですか？」
『へ？』
「いや、中堂班なんですよね黛さんって」
『うんまあそうだね、こっちに移ってやりたいけど』
そんな話をしていると先に歩いていた二人が入り口で何やら揉めているようだった。
「UDIって知られてないんですか？」
「出来てまだ二年も経ってないからね」
『本当、肩身狭いわ』
んーっと深呼吸をしながら背伸びをすると、隣からやけに視線を感じた。
『なに？』
「あ、いえ…」
視線をさ迷わせて俯くメガネくん。
──── なんか、不思議な子だな
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あんず。 - 総コードじゃなくて、水の硬度じゃないですか？あと、亜州酸じゃなくて、亜硝酸だと思います。貯水地に含まれる成分なので (2018年1月28日 17時) (
レス) id: 7a53a4dd7e (このIDを非表示/違反報告)
杠(プロフ) - 今、アンナチュラルにどマりしているところ、の小説は嬉しいです！と少し気になったのです美澄ミコトではなく、三澄ミコトだと思います！！これからも楽しみにしています！！ (2018年1月28日 10時) (レス) id: 7c452d0c7b (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - ポメさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです（；_；）これからもよろしくお願いします！ (2018年1月25日 21時) (レス) id: b9ebf906a3 (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - 若菜さん» コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！この先も頑張りますのでぜひ楽しんで読んでください！！ (2018年1月25日 21時) (レス) id: b9ebf906a3 (このIDを非表示/違反報告)
ポメ - すごい文才だなぁ。凄いなぁ。面白いです∧∧ (2018年1月24日 0時) (レス) id: 4385b4fd2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐伯
| 作成日時：2018年1月20日 0時
