Ｖの脅威 ページ36
JH「先荷物乗せてくるから」
『ありがとうハニ』
私の家の物を買いに来たのに気付いたらジョンハンがもう支払いも終えていて、ジスもだけど私の周りにはなんでこんなに男気に溢れた人が多いのか、ただ不思議。
先に出ていったジョンハンを追いかけるように店から出ると、入口のすぐ近くに立ち止まるジョンハンの後ろ姿。
声を掛けようとしたけど、その先に見える人達の姿に思わず足を止めた。
中にはドギョムさんの姿もある。
JH「…何しに来た？」
MH「何しにって、今日はジョンハニヒョンも参加する約束でしたよね」
DK「…ごめんなさいハニヒョン、ウジヒョンからヌナと一緒だってバレちゃって」
JH「悪いけど今日は皆だけで行って。
俺は行けない」
MH「そんな勝手許されると思ってるんですか」
ジョンハンと向き合うようにそう冷たく返す黒髪の彼。
ドギョムくんは二人を止めようと慌てていて、その間に立つ背の高い男の人は目を細めたまま真顔でピクリとも動かない。
MH「…Ｖのメンバーならそれらしくしたらどうですか？」
JH「文句ならウォヌに言えば？」
MH「っ、いい加減に、！」
「ミンハオ」
一言も話さなかった真ん中の彼が口を開くとジョンハンと言い合っていた彼は口を閉ざした。
…真ん中の人が、ウォヌさんなのかな。
JH「ウォヌ、悪いけど今日はごめん」
WN「分かってますよ俺らは様子を見に来ただけなんで」
DK「ごめんなさいお邪魔して」
WN「…ハオ、そこで固まってる人に謝って」
ウォヌさんの薄く開いた目が私を捉えた。
ジョンハンは私がいたことに気付いてなかったのか慌てて振り向くと、目を見開く。
ミンハオさんは一度息を吐くと短く「すみません」と呟いた。
WN「行くよ、ミンハオ、ドギョマ」
ウォヌさんは一度頭を下げるとそのまま後ろを向いて歩いていく。
ドギョムさんも人懐っこい笑顔を浮かべるとその隣を歩いていった。
MH「
──── いつまでもこんな勝手、出来ると思わないで下さいね」
小さな声でそう告げたミンハオさんも後を追うように行ってしまった。
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初めまして、佐伯です！
いつもＳＶＴの姫をご覧頂きありがとうございます！
たくさんの評価やコメントも本当に嬉しいです！！
ようやく全チーム登場しました、、！
ウジくんはまだ出てませんか、またすぐに出ますので是非お楽しみに！
佐伯
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くま - めちゃくちゃ面白いです、超楽しみにしてます！！！ (2018年6月3日 21時) (
レス) id: 5637657b9e (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - りおさん» コメントありがとうございます！嬉しいです（；_；）これからも頑張ります！！ (2018年6月3日 18時) (レス) id: 2d039b8cab (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - コメント失礼します！話の雰囲気好きすぎます！！更新頑張ってください！ファイティン！！ (2018年6月2日 0時) (レス) id: 52ba374a9e (このIDを非表示/違反報告)
佐伯(プロフ) - イチさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉、、これからもがんばります！ (2018年5月24日 8時) (レス) id: 2d039b8cab (このIDを非表示/違反報告)
イチ(プロフ) - callcallacllの世界観を壊さずにすんなり話に入っていけて、とても面白かったです！更新楽しみに待ってます(*^o^*) (2018年5月21日 16時) (レス) id: 783077e291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐伯
| 作成日時：2018年5月19日 15時
