やくそく。 ページ9
RY「ねぇ。A。」
「ん？」
MAGが終わった頃に涼太に話しかけられた。
RY「あんさ、韓国案内してくれへん？」
「えっ？」
RY「あーあのーメンバーがAと喋りたい言うてて、その、だから、ええかな？」
「うん。いいよ。あっ、だけど1つじょーけん！」
RY「なんや？」
「うちもさ、メンバーに紹介したいから一緒に夜食べよ！」
RY「おっ、おう！そんなん別にええで。みんなに話しとくわ。」
「うん！店の位置情報とか送りたいから連絡先もらってもいい？」
RY「あっ、うん。これ。」
「ん？あれ？カトクじゃないんだっけ日本って。」
RY「カトク?日本はLINEだよ。」
「あーそっかー。じゃあどうしよっか。」
RY「俺がカトクいれるよ。」
「おっ、ありがとうございます。」
そして、交換をした。
RY「おー来た。」
「そう。良かった良かった。」
RY「あっ！」
「ん？」
RY「はい。」
小指を私に彼は突き出してきた。
RY「ほら！小さい時よくやったじゃん。」
なんとなく心当たりがあって、
私も小指を絡めた。
RY「やくそく！」
そう言う君を昔の君に重ねてしまった。
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作者名：サラム | 作成日時：2021年9月4日 18時
