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『でも、突然姉さんが死んじゃって、
寂しくて、悲しくて、辛くて、どうにかなりそうだった時、
助けてくれたのは、分かってくれたのは系さんだけだった。
自分も婚約者が死んで、それを自分で解剖して、殺害容疑をかけられて、
辛かったはずなのに、私を支えてくれた』
三「2人だけだったんだね」
『そうだったの。
私には、系さんしかいなかった。
膨れ上がった気持ちをどうする事もできなかった。』
三「うん」
『きっと系さんは姉さんの妹だから、助けてくれただけ。
それを知りながら私はそれを利用したの。
汚くて狡くて最低な人間なの。』
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話疲れたのか、泣き疲れたのか、机に伏して寝てしまったA
まだ聞かされていないことがあるのを三澄は気づいていた
三「そんな小さい体で、何を抱えてるの？」
気軽に話せないことは自分の経験からよく分かっている
そのことについては、理解も他よりかはあるつもりだ
でも、それでも
やはり聞きたいと思ってしまう
無理矢理聞くのは良くない
もっと話してくれなくなるだろう
『姉さん…』
三「A…」
三澄はAの髪を撫でた
三「どんな夢見たら、」
そんな悲しい顔になるの、と
起きている時には絶対に見せない顔
寝ているからこそ出る、無意識の顔
叶わない恋をしている自分は罪だ、と言うA
三澄には、中堂はAをとても大事にしているし、
それが糀谷夕希子の妹だからとか
糀谷夕希子と重ねているからとか
そんなものには見えなかった
A自身を見て、A自身を愛しているように見えていた
そう言うことならこの前相談されたことも、辻褄があう
でもそれが本当かは分からないし、Aの言う通りの理由かもしれない
でも三澄は、中堂がそんなことをする人だとは思えなかった
三「Aには、幸せになってほしいよ…」
顔をクシャッとして笑う顔を
慣れたのか砕けて話すようになった関係を
たまに幼く見える表情を
無意識で天然なところを
守ってあげたい、と思った
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容量がいっぱいになったので移行します。
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評価やお気に入りよろしくおねがいします！
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ナホ(プロフ) - めめさん» コメントありがとうございます。金曜日に中堂さんが見れないと思うと寂しいですね(;o;)現在続きの準備中です。もうしばらくお待ちください！ (2018年3月23日 23時) (
レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
めめ - いつも楽しく読ませてもらってます。ドラマの中堂さんロスなので、このお話のおかげでとっても満たされています(^^)更新楽しみにしてます！ (2018年3月22日 15時) (レス) id: 9c7e0741ff (このIDを非表示/違反報告)
ナホ(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまいすみません。ついに今夜最終回を迎えてしまいますね…とても寂しいです。これからも楽しんで読んでいただけるよう頑張るので、今後ともよろしくおねがいします(^-^) (2018年3月16日 16時) (レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - お話どれも良くて一気にここまで読んでしまいました♪続き楽しみにしてます(^^) (2018年3月14日 14時) (レス) id: a2055dbe99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナホ | 作成日時：2018年3月13日 11時
