��-12 ページ38
・
「すいませーん、どなたかいらっしゃいませんか？」
神「誤魔化すって…」
中「さぁ？」
神「さぁって！」
中「得意でしょ、神倉さんそういうの」
中堂は所長室に入ってしまう
残されたのは所長ひとり
「警視庁捜査2課の小早川です。」
神「捜査2課…」
「東海林夕子さんは？」
神「ああ、それがですね。
東海林は昨日の事件で大変大きなショックを受けておりまして、
とても仕事ができそうにない今日は休みなさいと私の判断で帰らせました。」
「では、自宅に？」
神「それがですね、昨日の事件で大変大きなショックを受けておりまして、
とてもとてもひとりでいられそうにないと言うことでボーイフレンドの家に行きました。」
「その人の名前と住所は…」
神「そんな部下のプライベートを上司の私が知るわけないでしょう。
セクハラで訴えられてしまいますよ。私は厚労省の出の…」
早口でなんとか誤魔化している所長はその後も必死になって頑張っていた
中堂は所長室の中で笑っていた
・
フェンスに隠れて小さくなっている東海林の元に到着した3人
東「うー、ミコトーーAーー」
久「あ、いた！」
三「よかった、無事で。」
『上手く逃げられたんだね』
久「どうします？
誤魔化すにも限度ありますよ？」
東「3人とも、今までありがとう」
『最後の別れみたいなこと言わないでよ』
東「だってぇ」
今にも泣き出しそうな顔で弱々しい東海林は、
いつもと違いすぎて違和感だらけ
三「死因が分かれば容疑を晴らせるかもしれない。
亡くなった2人のバイタルデータが見たい。
ジムの方でデータって管理されてないかな？」
東「してないと思うけど…」
久「開発した企業は？」
東「あ、Gate-Cジムの会員の岩永さんの会社」
久「それです！」
『じゃあミコトと東海林で行ってきて』
東「え？Aは？」
『大勢で動けば動くほど目立つし、見つかりやすい。
私はラボでいろいろ調べてみるから。』
三「そうだね。2人で行こう、東海林」
『あ、東海林でもミコトでもいいんだけど、
電話、私と繋ぎっぱなしにしといて。
録音したり、会話拾って怪しいところ調べてみる』
東「わかった」
『くれぐれも見つからないように。』
三「東海林の無実、晴らすよ」
何よりも強い繋がりがここにある気がした
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 325人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナホ(プロフ) - めめさん» コメントありがとうございます。金曜日に中堂さんが見れないと思うと寂しいですね(;o;)現在続きの準備中です。もうしばらくお待ちください！ (2018年3月23日 23時) (
レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
めめ - いつも楽しく読ませてもらってます。ドラマの中堂さんロスなので、このお話のおかげでとっても満たされています(^^)更新楽しみにしてます！ (2018年3月22日 15時) (レス) id: 9c7e0741ff (このIDを非表示/違反報告)
ナホ(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまいすみません。ついに今夜最終回を迎えてしまいますね…とても寂しいです。これからも楽しんで読んでいただけるよう頑張るので、今後ともよろしくおねがいします(^-^) (2018年3月16日 16時) (レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - お話どれも良くて一気にここまで読んでしまいました♪続き楽しみにしてます(^^) (2018年3月14日 14時) (レス) id: a2055dbe99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナホ | 作成日時：2018年3月13日 11時
