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中堂班の記録員がいないまま、解剖をつづけることになって初日
私はまだ解剖を手伝わせて貰えなくて、見学だけでもと端にいた
三「久部くん損傷部の写真お願い」
久「はい」
中「頸部に縄状の痕跡あり」
久「はい」
東「膵臓110g」
久「はい」
中「鬱血が見られる。脾臓が85g」
久「85、はい」
三「久部くん、これ」
中「久部！」
久「はい」
東「脳1500g」
中「久部、早くしろ」
東「自分で書きまーす」
久「あ、すいません」
中「チューブとってくれ」
三「久部くん」
その後も口々に六郎くんを呼んで、バタバタ
あまりに可哀想で、私も手伝おうとした時
久「あー、もう！あーもう限界っす！！
こんなの、1人で間に合うはずないじゃないですか！！」
ついに六郎くんは爆発
初めて聞くような大きな声だった
…うるさ、と思ったのは内緒
神「新しい人が決まるまで、解剖の受け入れを減らしましょう。
近隣の医大に割り振ってお願いして、受け入れてもらえない分は諦めると。」
久「諦める？」
東「解剖しないで焼いちゃうってこと」
従業員不足のせいでそんなことになっては、ココがある意味がない
三「じゃぁ司法解剖はお断りしましょう。
司法解剖なら必ずどこかしらで解剖されます」
神「そうですね。
調査法解剖を中心に中堂さんとAさんは三澄班のサポート。」
中「はぁ？」
神「ひとつのご遺体に法医解剖医と臨床検査技師がふたりが入れば、
少しでも時間の短縮になるでしょ。」
中「変わりはしませんよ」
三「2人体制は私は賛成です。」
東「ええー、いいのぉー？」
とても嫌そうな東海林と系さんに比べて、なかなか乗り気なミコト
三「2人体制でやってるところもあるんだよ？」
神「では、第一執刀医を三澄さんで、2人体制！」
『分かりました。』
中「俺は賛成だとは言ってない。」
神「中堂さんに選択権はありません。」
はっきり言い切られて、何も言い返せない系さん
中「クッソ…なんで辞めたんだ坂本は！」
『系さん、本気で言ってます？』
中「何がだ」
『系さんのせいですけらね、坂本さんが辞めたの』
中「俺のせいじゃない」
『じゃあなんで訴えられたんですか』
中「知るか」
知らん顔で片付けをつづける系さんに、
みんなで顔を見合わせてドン引きする他なかった
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ナホ(プロフ) - めめさん» コメントありがとうございます。金曜日に中堂さんが見れないと思うと寂しいですね(;o;)現在続きの準備中です。もうしばらくお待ちください！ (2018年3月23日 23時) (
レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
めめ - いつも楽しく読ませてもらってます。ドラマの中堂さんロスなので、このお話のおかげでとっても満たされています(^^)更新楽しみにしてます！ (2018年3月22日 15時) (レス) id: 9c7e0741ff (このIDを非表示/違反報告)
ナホ(プロフ) - ゆりさん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまいすみません。ついに今夜最終回を迎えてしまいますね…とても寂しいです。これからも楽しんで読んでいただけるよう頑張るので、今後ともよろしくおねがいします(^-^) (2018年3月16日 16時) (レス) id: 8274152b2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - お話どれも良くて一気にここまで読んでしまいました♪続き楽しみにしてます(^^) (2018年3月14日 14時) (レス) id: a2055dbe99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナホ | 作成日時：2018年3月13日 11時
