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純喜｢実は2人に話したいことあんねんけど…｣
いつもと何ら変わりのない帰り道、突然純喜がもじもじし始めた
彼の視線的に2人というのは私と瑠姫のことらしい
純喜｢あんな…その…｣
何を渋ってるのか分からないけど彼の止まらないにやにやの様子からして悪い報告ではなさそう
隣のももと目を合わせちゃったりなんかして
まさか…
純喜｢俺ら付き合うことになってん！｣
『｢えぇっ！？｣』
私の声は間違いなく今年一の声量だったけど隣の瑠姫も負けてはいなかった
そろそろ気持ち伝えたいと聞いてはいたけどそこまで潔の良い奴だったなんて
それに付き合ったの？
ももは純喜のことそういう意味で好きだったの？
あまりに突然の報告に私の頭は少しも理解が追いつかない
瑠姫｢は、いや、え、あ、お、おめでとう｣
彼も驚きすぎてもはやなんて言ってるのか分からない
当のももは何も言わず微笑むだけ
『え、いつから？』
純喜｢さっき｣
『｢さっき！？！？｣』
どうやら学校が終わってすぐももを呼び出していたらしい
純喜の行動力はもはや表彰物だ
ひょっとしてそれでももは先に行ったのかも…？
『え、それでももOKしたの？』
もも｢うん笑｣
絶対にももは瑠姫に気持ちがあると思ってたのに
純喜の努力が実を結んだということだろうか…
なんとなくすっきりしないもやもやを感じつつも2人の新たなスタートを4人でお祝いした
瑠姫｢びびったぁ…｣
一段落した後に隣で小さく呟く声が聞こえた
もしかして、やっぱり瑠姫ももものことが好とまでは行かなくても気になってたりしたのかな…
勝手に1人で切なくなりながらもう一度頭の中を整理する
いつもは逐一報告してくる2人がここまで一切私に話してこなかったなんて、少し寂しいかも
ももなんて部活中に会っていたのに…
2人が付き合ったということは、当然だけどももは純喜の彼女に、純喜はももの彼氏になるってことで…
純喜｢ほんまにありがとうな｣
もも｢なんでありがとうなの笑｣
ぐるぐる1人で考えていると幸せそうな2人が目に入った
なんだ、ちゃんと幸せそうじゃないか
特に純喜の身体中からは幸せオーラがにじみ出てる
私の心配なんてきっとお節介だ
周りがあれこれ言うものでもないし、私なりに2人を見守ろう
この時の私は何も知らずにそんなことを考えていた
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saco(プロフ) - ゆかさん» またまたコメントありがとうございます!!きりが悪いと思いましたが一応考えていたラストまで書くのはありですかね!?番外編とかも入れつつなるべく沢山待って頂いた皆様のご要望にお答えしたいと思ってます´`* (2022年3月11日 0時) (
レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
saco(プロフ) - きょんさん» コメントありがとうございます!!楽しみにして頂けてるだなんて嬉しすぎます！きりが良い方がいいのかなと考えていたのですがそんな風に言っていただけて感動です；； (2022年3月11日 0時) (レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 付き合ってからの2人のその後がめっちゃ気になるのでラストまで更新して欲しいです(><)あたしの予想では結婚してもラブラブでいる可能性ありですねwww///♡更新頑張ってください☆ (2022年3月10日 22時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 予定通りラストまで更新希望です！毎日の更新すごく楽しみにしてるので、更新再開されて嬉しいです(^^) (2022年3月10日 13時) (レス) @page49 id: 199408426c (このIDを非表示/違反報告)
saco(プロフ) - ゆかさん» 初コメありがとうございます´`*私生活が落ち着いてきたのでたくさん更新予定です☆みなさんのご期待に添えるようなラストを目指して頑張らせて頂きます!! (2022年2月27日 14時) (レス) id: c153074c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saco | 作成日時：2021年9月4日 23時
