検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:18,604 hit

** ページ32

Aと別れ、ベッドへ倒れる。

いつか、またAと笑いあえたらいいのに……

そう思うと、涙が流れた。

いつかこの感情もなくなってしまうのか。

まだみんなと悲しみや安らぎを分かち合いたい……

私は目を閉じる。

昔の笑ってた自分が頭に思い浮かぶ。

私は、よくみんなから笑顔が取り柄だと言われていたのに、その取り柄がなくなってしまった。

だから、明るく元気に振る舞うようにしている。

笑えないのに、そうやって振る舞うのは疲れる。

だけど、これもみんなとずっと仲良しでいるため。

私の取り柄。

不意に、眠気が襲ってきた。

私はそのまま眠った。


次の日、Aの家まで行く。

そして、Aと会って話す。

貴「ダヒョン、映画でも見ない?」

ダ「映画?なんの?」

貴「最近話題のやつ。泣けるって話題の。」

ダ「いいよ。」

私は結構涙脆いほうなので泣いてしまうかもしれない。

Aはテレビをつけ、映画を流す。

話の内容は少し知っていた。

だけど、そこまで詳しくはなかったので楽しみだ。


そして、クライマックス。

Aも涙脆いらしく、ボロボロと泣いている。

それと比べて、私は全然泣かなかった。

涙の1粒も出ない。

そして、あっという間に終わってしまった。

貴「良かった……ねぇ、ダヒョンは泣いた?」

Aが鼻をかみながら尋ねる。

ダ「泣いてない……」

貴「ダヒョンって、涙脆かったよね?」

ダ「そうなんだけどね……」

私もおかしいと思った。

この映画で、泣かないわけがないのに。

もしかして、と思った。

ダ「病気が進行した……?」

すると、Aは急に険しい表情になった。

貴「そうかもしれない……とにかく、病院に行こう。」

そう言って、私を連れ出した。

**→←Seventh story〜DAHYUN〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:TWICE , 奇病 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちぇりーたぴおか(プロフ) - けーぽぺんさん» コメントありがとうございます!次のTWICEの企画で採用します!時間はかかると思いますが待っててください! (2018年9月29日 10時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽぺん - チェヨンかツウィとのラブストーリー書いて欲しいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: 53211c7916 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - クーポンさん» コメントありがとうございます^ ^頑張って書いて行きます! (2018年8月3日 0時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
クーポン(プロフ) - すごい面白いです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: b4cd47a003 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - KーPOPさん» コメントありがとうございます^ ^早く更新できるように、頑張ります! (2018年8月1日 13時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちぇりーたぴおか | 作成日時:2018年7月29日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。