Seventh story〜DAHYUN〜 ページ31
女「ねぇ、**ってうざいよね。」
男「お前となんて付き合わなければよかった。」
この言葉が硝子の破片となって、私の胸へ突き刺さる。
傷口からどろりと血が溢れ出し、止まらない。
傷は癒えないままでいる。
私は、笑えなくなった。
〜
貴「それでね……」
私は今、彼氏のAとお家デート中。
すごく優しくてかっこいい自慢の彼氏。
でも、心の中でふと思う。
私をどこかで馬鹿にしていたらどうしよう。
私を好きじゃなかったらどうしよう。
そんな不安がよぎる。
貴「……ダヒョン?」
ダ「あ……ごめん。」
貴「……大丈夫?病気のせい?」
ダ「いや、そんなことは無いと思うんだけど……」
私は、ある病気にかかっている。
それは、「感情失陥病」という世にも稀な奇病。
私の場合、喜怒哀楽の喜がなくなったらしい。
喜ぶこと、笑うことが出来なくなった。
少しずつ、ほかの感情も失って行き、最終的には植物のように喋ることも困難になるそうだ。
喋れなくなるのは嫌だ。笑えなかったとしても、私を大切にしてくれている人とは喋っていたい。
だから、こうしてAに会って、よく喋るように心がけている。
貴「何かあったら、言ってね。」
ダ「うん。ありがとう。」
貴「あ、もうこんな時間だ。帰らなきゃ。」
ダ「そっか、A、用事があるんだったよね。」
貴「うん。ごめんね、じゃあまた来るからね。バイバイ。」
ダ「うん、バイバイ。」
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ちぇりーたぴおか(プロフ) - けーぽぺんさん» コメントありがとうございます!次のTWICEの企画で採用します!時間はかかると思いますが待っててください! (2018年9月29日 10時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
けーぽぺん - チェヨンかツウィとのラブストーリー書いて欲しいです (2018年9月27日 19時) (レス) id: 53211c7916 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - クーポンさん» コメントありがとうございます^ ^頑張って書いて行きます! (2018年8月3日 0時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
クーポン(プロフ) - すごい面白いです! (2018年8月2日 20時) (レス) id: b4cd47a003 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりーたぴおか(プロフ) - KーPOPさん» コメントありがとうございます^ ^早く更新できるように、頑張ります! (2018年8月1日 13時) (レス) id: 27c2ec1b54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぇりーたぴおか | 作成日時:2018年7月29日 15時