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スイ「ねぇ椿くん。スイーツコレクションの事だけどさ、どうする？」
ドライヤーが終わって、スイがふと思い出したように口に出した質問。
買い出しから戻ったあと、その場にいなかった私にぐれが「椿くんがスカウトされたんだ！」って嬉しそうに教えてくれた。
本当は、直接本人から聞いてるんだけどね。
ぐれ「やろうよ〜テレビに出るの面白そうじゃん！」
ときたか「良い宣伝になるかもしれないですね」
椿「Aは、」
『へっ、私？』
突然振られた事に驚いて変な声が出る。
椿「テレビ出演、どう思う…？」
『えっと、そりゃあ椿くんの作ったスイーツが沢山の人に知って貰えるのはもの凄く嬉しいよ』
けどテレビとか、そーゆーの椿くん苦手そうだし。
対戦相手がヤツだから、それなりに心配事もある。
『でも嫌なら無理に出る必要は無いと、』
椿「出ても、良いよ」
『え、っ』
スイ「椿くん、てっきりそーゆーの嫌いかと…」
あまりにあっさりと出た答えに、思わず戸惑う私とスイ。
椿くんがそう答えたのには、ある理由があった。
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椿「アイツ、チビ扱いしやがって。ぶっ潰してやる！」
怒りに燃えた声が響き渡る。
営業終わりの椿くんを待ち伏せしていた英介は、椿くんを“可愛い小さなパティシエさん”と呼んだらしい。
まぁ、要するに。
英介に煽りに煽られ、彼は見事それに乗っかってしまったという訳で。
私が買い出し帰りに見たのは、それだったのか。
スイ「そんなことがあったんだ」
椿くんも、煽り耐性ゼロだからな…。
かわいいと言うか、素直と言うか。
そこにつけ込んじゃう英介も策士で怖いし、一番敵にしたくない相手だわ。
椿「…それに、鹿楓堂の宣伝にもなるでしょ」
スイ「椿くん…」
椿「Aも、僕のスイーツが広まるのは嬉しいって言ってたし」
『本当に、良いの…？』
椿「だから、良いって言ってるでしょ！」
彼のその決断に、スイもときくんもぐれも、そして私も。
自然と頬が緩んだ。
何はどうあれ、本人がやると決めたなら私たちは応援するだけ。
そう、椿くんとじゃれ合う3人を見守りながら私は思った。
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しゃち(プロフ) - みたらしさん» 初めまして！コメントありがとうございます(*^^*)ドラマすごく良かったですよね〜最終回迎えてロス気味です、、応援ありがとうございます！！これからも楽しんできて頂けると嬉しいです(≧▽≦) (2022年4月8日 15時) (
レス) id: 94abb641fa (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - 私もドラマを見てハマりました！更新頑張って下さい！ (2022年4月7日 9時) (レス) id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)
雪音（ゆのん）(プロフ) - こんばんは。しゃちさんからの友達申請ありがとうございます！申請許可したので、仲良く出来たら嬉しいです！よろしくお願いします！ (2022年2月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃち(プロフ) - 雪音（ゆのん）さん» そうなんですね、ありがとうございます！申請してみます！ (2022年2月10日 18時) (レス) id: 3c2bff670d (このIDを非表示/違反報告)
雪音（ゆのん）(プロフ) - 私の方からもう一度メッセージを送ってみるので通知が来たら申請の許可をお願いします。 (2022年2月10日 18時) (携帯から) (レス) id: 7d58386e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃち | 作成日時：2022年2月1日 0時
